こんにちは。
昨日は現在の姨捨駅写真をUpしましたが、今日は”スイッチバック繋がり”？(笑)で板谷峠です。
奥羽本線福島－米沢間は板谷峠を越える難所、赤岩、板谷、峠、大沢とスイッチバック４駅連続で有名でしたが、これが無くなる直前の90年8月撮影、一気に30年近く前の写真になりますがご覧いただければ幸いです。
先ずは庭坂－赤岩にて、始発の下り普通425レです。既に一足早く赤岩のスイッチバックが廃止になっており、庭坂－板谷間単線運転となっていました。なので下りは”逆走”の右側通行、写真奥の線路に営業列車は通らず早速標準軌の線路になっていました。
その標準軌化された線路を、写真のような工事列車が走っているのを何度か見かけました。
砂利を満載、作業員さんはハコ乗りでゆっくりと峠道へ向かいます。
するとほどなくEF71重連牽引の上り420レが峠を下りて来ました。おおーっ．．
ドンピシャの位置ですれ違ってくれました。山形新幹線開業へ向けての工事列車、その開業によって峠道を追われるEF71と50系、時代の１コマです。
この時点での最若番 EF71 2[福]にも出会えました。427レです。ジャンパ栓がめい一杯並び、ヒサシ付きで”山男”の風貌を持つ国鉄型電機、良かったなー。
客レは線路に近づかないとアングル的に間延びしてしまいますが、こちらは堂々の485系1000番台9連、上野直通で残っていた28M つばさです。これも懐かしの正調国鉄型特急です。
このつばさで朝の撮影終了、庭坂駅に戻りました。駅待合室で429レを待っていた時のことです．．．
スイッチバックお別れポスターを前にKioskのおばさんによる”説明会”？が始まりました。ベンチに座ったままカメラを取り出し、そっと撮らせていただきました。今も記憶に残る印象深い１枚です。
庭坂－赤岩間で前編が終わってしまいましたが、後編に続きます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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