はじめまして、ななせと申します。
はじめましてなのに既に記事を持っているということは、
お察しの通り私も「とある場所」から流れ着いた者のひとりです。
新しい場所での活動はまだ慣れないことばかりですが、
みなさま温かい目で見守っていただけると幸いです。
さて、引っ越し後はじめての記事という事で、
当ブログ(以下、当区)がどんな所なのか紹介する記事にしようと思います。
当区でのメインコンテンツは「鉄道模型(Nゲージ)」。
取り扱うジャンルについては「通勤型車両―特に私鉄中心」という方向性でこれから記事を書いていきたいと思います。
以前のブログでは、始めたのがちょうどブランクが明けた時であり、投稿していたジャンルもバラバラだったので
ブログ移転を機に方向性をしっかりと固めることにしました。
後述する内容を見ていけば判ると思いますが、世代に見合わぬ車両ばかり扱っているなど
かなりひねくれたブログになっており、今後もそれがパワーアップしていく予定です。
まずは本稿を読んで、当区がどのようなブログなのか知っておいた上で
今後お付き合いいただければと思います。
では、本題に入っていきます。
当区では、所有している車両を独自の観点で10項目にカテゴライズしてみました。
エクセルファイルで当区の所有車両を打ち込み、まずは両数を集計した結果
当区には927両が在籍していることが分かりました。
*2020.05.31更新、前回比3両増加
この中には貨車は含まれておらず、2軸のいわゆる「黒貨車」を中心に50両前後あったと思います。
よく周りでは「1000~2000両以上ある」なんて話を聞き、そのたび「うわぁ…」なんて心の中で
ドン引きしていましたが、私も「そちら側」へ片足突っ込みかけていますね…
危ない危ない
さて、そんな「927両」を以下の項目で分類してみました。
1. 模型メーカー
2. 鉄道会社
3. 地域
4. 状態
5. 用途別
6. 車種別
7. 年代別
8. 現役/廃車
9. 制御方式 (EC・ELのみ)
10. 冷房化率
それでは、見ていきましょう。
1. 模型メーカー別
〇鉄道コレクション・・・213両 (+4)
〇KATO・・・・・・・・・・・183両 (-13)
〇マイクロエース・・・・213両 (-5)
〇TOMIX・・・・・・・・・・161両 (+7)
〇グリーンマックス・・・120両
〇イエロートレイン・・・・30両 (+8)
〇ワンマイル・・・・・・・・・2両
〇モデルワム・・・・・・・・・1両
○キッチン・・・・・・・・・・・・4両 (New)
まずは模型メーカーから見ていきます。
いきなり当区の闇(汚)が…
こうして見ると、鉄コレの比率が意外と多いですね。
ですが、鉄コレはN化作業が前提なので、後述する項目4の「Non-Active」に大きく貢献してしまっています。
大手メーカーのものは大体バランス良く購入しており、私の場合はいわゆる「信者」ではなく
「クオリティが良ければどのメーカーでもOK」的なスタンスです。
ちなみにモデルワムがありますが、これはO.T.T企画が発売した東武クエ7001のキットであり、
こちらもNゲージなので当区に1/80サイズの模型はありません。
2. 鉄道会社別
〇国鉄・・・・・・・・・188 両 (+7)
〇JR・・・・・・・・・・・139両 (-28)
〇東武鉄道・・・・・194両 (+2)
〇営団地下鉄・・・135両 (+6)
〇阪急電車・・・・・・89両
〇京阪電車・・・・・・30両
〇東京メトロ・・・・・・14両 (-16)
〇小田急電鉄・・・・52両
〇東急電鉄・・・・・・62両 (+22)
〇阪神電車・・・・・・10両
〇西日本鉄道・・・・・2両
〇秩父鉄道・・・・・・・1両
〇広島電鉄・・・・・・・1両
本業は一応私鉄とはいえ、はやり国鉄・JR車は入線してしまうと
一度に10両を超えてしまうことが多いので、全体の3割以上を占めてしまいます。
特に国鉄時代のネームド列車になってしまうと…
私鉄の中で当区が一番力を入れているのは東武ですが、
最近は2本目の柱である営団地下鉄が勢力を拡大しています。
*やむを得ないときだけ民営化後の仕様を入線しています
基本的に私の地元車両が多めです。
3. 地域別
〇北海道・・・36両 (-4)
〇東北・・・・・50両 (-31)
〇関東・・・・626両 (+61)
〇中部・・・・・38両 (-6)
〇近畿・・・・179両
〇中国・・・・・・1両
〇四国・・・・・・0両
〇九州・・・・・14両
やはり地元が関東なので、関東エリアの車両が半数を超え
次点に関西(近畿)エリアの車両が続きます。
ここ2~3年前から全国区での展開をしようと関東以外の車両を増やしていた時期があったものの、
現在は再び関東周辺の車両へ規模縮小中です。
4. 状態
〇Non-Active・・・294両 (+48) / 32%
〇Active・・・・・・・633両 (-45) / 68%
この項目は組成が完了し、レンタルレイアウトなど人前で問題なく走行可能かどうかを
分類したものです。
当区では鉄コレが多く、写真のようにN化作業を行いはじめてアクティブになるので
いくら所有していても箱の中で熟成している車両が一定数います。
ブログ移転をきっかけに、今後は鉄コレのN化作業やその他整備といった
「模型を弄る」記事を中心に展開していくつもりです。
5. 車種別
〇EC(電車)・・・・・・・817両 (+95)
〇PC(客車)・・・・・・・・76両 (-20)
〇EL(電気機関車)・・・・・・・19両
〇SL(蒸気機関車)・・・・・・・・6両
〇DL(ディーゼル機関車)・・・5両
〇DC(気動車)・・・・・・・・・・・・4両
ここでは車種別に分類してみました。
私の地元はもちろん電化区間ですから、電車が圧倒的多数を占めています。
6. 用途別(機関車除く)
〇特急形・・・・・・・174両 (-41)
〇急行形・・・・・・・・37両 (-17)
〇通勤形・・・・・・・519両 (+73)
〇地下鉄・・・・・・・149両 (-10)
〇郵便・荷物車・・・12両 (-3)
〇事業用・・・・・・・・・6両 (+1)
所有している車両を用途別に分けてみました。
ちなみに機関車は貨客両用のケースもあるため、カウントしていません。
*分母:897両
ここでの特急形は「特別料金を必要とする特急列車に使われる車両」を指し、
私鉄によく見られる追加料金不要なものは通勤形ないし急行形(区別なし)に分類しています。
*東武6050系→急行形
昔から特急列車は貧乏人な私にとって高嶺の花的な存在だったので
新幹線含めてほとんど興味が無かった事もあり、それほど多くはありません。
当区はあくまでも「通勤形―とりわけ私鉄中心」に記事を展開していくブログです。
*大事なことなので何度でも言います
7. 年代別
こちらの「年代別」は基本的にその形式(あるいは番台)の製造初年を示し、改番を伴う車体更新車の場合は
種車の製造年ではなく、更新初年でカウントしています。
ちょっぴり(逆)人口ピラミッドみたいなので、グラフをそのまま持ってきました。
これは…「何型」になるのでしょうか?
私は90年代の人間なので、私と同世代あるいは私より後の世代に登場した車両は
全体の約5%しか持っていないことが分かります。
ようやく「ひねくれている」当区の本性が見え始めてきましたね。
8. 現役/廃車
さて、ここが当区のちょっとおかしなところでもあり、
良く知っておいて欲しい部分です。
グラフを見ればわかるかと思いますが、所有している車両の8割以上は
既に実車が廃車済みの形式です。
ブログ紹介にある「懐かしの車両もここではバリバリの現役」―この意味が
よくわかる内容だと思います。
幼少期から実車よりも本で知る機会が多かったため、やはり私の頭の中では
「本の中で見た車両が全て」みたいなところがあります。
このことから「実車を見たことが無い車両ほど魅力を感じる」ようになり、
古い車両ばかり集めるようになりました。
9. 制御方式 (EC・ELのみ)
〇抵抗制御・・・・・・・700両 (+35) / 84.5%
〇電機子チョッパ・・・・40両 / 4.8%
〇VVVFインバータ・・・84両 (-12) / 10.1%
〇その他(交流系)・・・・4両 / 0.4%
こちらは電車・電気機関車の制御方式を分類しました。
*分母:828両
古い車両ばかり集めているので、言うまでもなく抵抗制御がダントツ。
熱風と爆音をまき散らす迷惑極まりない車両たちばかりですね。
地球環境や省エネとは縁もゆかりもない―それがみなかんです。
10. 冷房化率
最後の項目は「冷房化率」。
そもそも皆様は「冷房化率」という言葉を聞いたことがありますか?
かつては夏シーズンが近づくと、鉄道会社別の冷房化率が
新聞記事に掲載されていました。
流石に私の世代だとあの営団地下鉄でさえ冷房化率が9割を超えていましたから
物心がついたときには非冷房の車両なんて少なくともよく使う路線ではいませんでした。
それなのに、当区所有の約半数近くの車両は非冷房という
猛暑続きなこのご時世、通勤時間帯にやってきたらまさに地獄を味わうことになりますね…
ということで、長くなってしまいましたがアメブロ移転後最初の記事は
当区の自己紹介的な話題をお送りしました。
項目が進むにつれて、他ではあまり見られないような(?)偏り方を持つ
ひねくれ者だということがよくわかったかと思います。
以前のブログでは、序盤で予期せぬ方向へイメージが定着してしまったので
それを払拭するのにはかなり苦労しました。
そんな経緯があったので、ブログ移転に当たって周囲に移転先は告げず
移転後は元のブログを削除してここへリダイレクトしないようにしました。
なので今回はこのような記事を書くことで、初めての人も不運にも(?)当区を見つけてしまった
初めてではない読者の人にも当区の「方向性」を示すことができたかと思います。
基本的に私は万人受けするような記事を書いて人気者になろうとは思っていないので
かなり独自色の強い内容になっていくのではないかと思います。
そんなブログですが、少しでも興味を持ってくださった物好きな方がいたとしたら
私はその人の期待に応えられるように頑張りたいと思います。
それでは、一からリスタートした南千住車両管区を今後ともよろしくお願い致します。