この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
バンチキ、なんて呼ばれもしますBump Of Chickenを
ご存知でしょうか。
定尺チキやロンチキとは異なり、音楽のお話しで
ございます。
私は特に肩入れしている訳ではないのですが、たまに
カラオケなどへ参りますとこのグループの曲を
歌う事もございます。
広く人気のある「天体観測」などよりも、
マニアックな名曲とされます「ラフ・メイカー」が
好みでございます。
この曲はバンチキお得意のストーリー仕立てに
なっておりまして、涙に暮れる主人公の元へ
笑顔を届けにやって来たラフメイカーさんとの
やり取りが真摯に歌われるのでございます。
ラフと申しましても裸婦では無く、
laughの事でございますね。
さて、今回の更新は本日、兵庫の川重から出場して
甲種輸送を撮影しておりましたご報告でございます。
昨日に引き続き空は涙模様となりましたので、あまり
光線を意識しない場所で構図を組もうかとも
思ったのですが、足元が不安定でしたので
いつもの場所へと布陣しております。
EF510-21が牽引しますGV-E400系5両の甲種輸送。
出場致しましたのは、GV-E401-3+GV-E402-3、
GV-E401-4+GV-E402-4とGV-E400-3という陣容で
機次位にはヨ8902が連結されておりました。
車体側面のカラフルな帯が、無機質なシルバーに
アクセントを与えておりますGV-E400系。
お天気が良い状況ですと、光線が反射して
この帯が上手く写らないので、この空模様も
まんざらでもないのかも知れません。
引いた構図でもう一度。
GV-E400系の8角形な先頭部形状が、この位置ですと
チラリと見えてお気に入りのカットでございます。
更に引いてみましたが、
串パンとなってしまいました。
最近のJR西日本と同じ様に足回りがグレーとなる
GV-E400系に新車らしさを感じさせられました。
連結部を。
甲種輸送ならではの姿でございます。
私もヨ8000に乗車して、どこか遠くへ
連れて行って欲しいものだ、と思ってしまいます。
オマケ。
タイミングを誤り、後面に畑の支柱が刺さってしまう
残念ショットでございます。
このダサい失敗に、我ながらクスリと
笑みを漏らしまして思い出したのでございます。
涙の様な雨空の中、笑顔を届けにやって来た
銀色のラフ・メイカーの姿、そしてメロディを。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!