往年の上野駅を彩る車両をBトレで集めています。12系客車は個人的にもかなりお世話になった客車です。
●12系客車
●発売:パート7(2004年)、他セット売り
●最近の入手難易度:★★☆☆☆
以前、周遊券で急行八甲田に何回か乗りましたが、当時12系と14系の違いもわからず、なんとなくリクライニングとボックスシートの時があるなと思っていました。今思えば、ボックスの方が12系でした。
Bトレでは、扉の帯のあり・なしなど、バリエーションがありますが、特に大きな違いがあるのは、割と後期に発売された高崎車両センター仕様のセット売りで、12系的には最終増備型の縦長の妻面窓や、赤い反射板がモールド・塗装されています。
12系について改めて調べると、1969年に大阪万博などの波動輸送に備えて作られた客車のようで、よく語られる「急行型」というよりは、そちらの性格が強かったようです。
冷房、自動ドア、分散電源で貨物用機関車でも牽引可能な点などが特長で、また本系列が持っていない荷物車、寝台車、グリーン車などは、他系列との混結前提で、暖房の引き通し菅なども装備したようです。
これらのことや、後の追加改造もあり、スロ62や10系寝台車を混結した上野口の夜行急行列車群や20系客車と併結された急行「ちくま」など、模型的に楽しい編成も生まれました。
また、晩年の多彩なジョイフルトレインへの改造も見逃せません。当鉄道でも、一部の車両が「オリエントサルーン」へ改造されました。
2019年現在も、DD51やED75との組み合わせで走ってくれることがあり、嬉しい限りです。
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