地下鉄東西線。
国鉄・営団のころから相互乗り入れをしている路線です。
かつては国鉄と営団の車両が、
現在はJR東日本、東京メトロ、東葉高速鉄道の3社の車両が
走っています。

JR東日本が東西線直通用に用意した車両、E231系800番台です。

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以前もご紹介したことがあったかな。
裾絞りのE231系一族の中にあって、唯一2800ミリ幅のボディに
前面には地下鉄必須装備のプラグドアが付けられています。

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しかも起動加速度3.3km/h/sという地下鉄ダッシュ仕様。
駅間が短いから、さっさと加速してさっさと止まらないと。

駅間の長い東海道線や高崎線のE231系は2.3km/h/sという
ゆっくり加速+最高速アップ仕様です。
路線の性格が違うと、性能の振り方も違うんですよね。

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ところで、側面と前面の帯をよ~く見てください。
上のE231系800番台は、側面がドア上と窓下、
下の05系では窓下だけ。

05-201

そしてよ~く見ると、JR東日本、1色ケチったね。
メトロ帯は、濃い青と水色の間に白のアクセントが入っていますよね。
JR車は、2色で終わり。

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「各駅停車 妙典行き。西船橋まで行かないトラップ列車だ!」

JR車ってアタマのっぺりですよね。
メトロと共通仕様のデザインの東葉高速鉄道車と違いがはっきりです。

そうそう、JR車はJR東区間と、メトロ区間のみ走行、
東葉高速鉄道車はメトロ区間と東葉高速鉄道線を走行、
JR車と東葉車で乗り入れ区間の協定が結ばれているそうです。

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メトロ車は「JR線直通」ですが、JR車は当然「地下鉄東西線直通」。
行先と路線名の交互表示の3色LEDです。

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中野行きと三鷹行きで乗り換えの手間が省けるかどうかが決まります。
どちら様かのブログで拝見したのかな、
心理的には、乗り換え1回で10分ロスという感じ方をするんだそうですよ。

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というわけで、「乗り入れ」ついでに三鷹まで行ってきま~す。