GWに引き続いて、お盆も和歌山にある実家へ帰省していたよっちゃんです

帰省した際に、紀伊勝浦駅に設置されているみどりの券売機プラスを利用する機会があったので、ちょいと感想をばまとめておきたいと思います

 

きのくに線内では、すべての特急停車駅でICOCAなどのICカード利用が可能となっており、さらにはe5489を利用すると「くろしお」号のチケットレス特急券を購入することができるため、みどりの窓口を使わずとも特急列車に乗車することは可能です

 

しかし、ICカード利用では通常の乗車券と異なり、途中下車ができないため使い勝手は悪いですし、さらには乗車変更や払い戻しなどで、みどりの窓口に対する需要は根強いものがあります

しかし、紀伊勝浦駅では今年の3月10日にみどりの窓口が廃止され、翌日からみどりの券売機プラスが稼働しています

 

これは何も、紀伊勝浦駅の利用客数が少ないから合理化が行われたのではなく、今年の2月にJR西日本の社長会見で発表が行われたように、みどりの窓口を縮小していくのは同社の既定路線といえます

この流れを受けて、今年の春頃から和歌山県下では海南・藤並の両駅で、紀伊勝浦と同じくみどりの窓口が廃止され、みどりの券売機プラスが稼働しています

 

 

 

紀伊勝浦駅では、みどりの窓口廃止に伴ってかなりの混乱があったのか、今年のGWに帰省した時はコンコースにみどりの窓口が廃止されたことや、復路のきっぷは時間に余裕をもって購入して欲しいことを呼びかける張り紙が掲出されていました

 

ただし、お盆に帰省した時には、こうした張り紙の類はすべて撤去されていたので、みどりの窓口廃止による混乱は少し落ち着いたのかもしれません

それでも、同駅でみどりの券売機が稼働を始めてから半年近くが経過しているのに、相変わらず駅員氏が利用客に代わってみどりの券売機を操作している光景は健在でした

 

せっかくハイスペックな券売機を設置しているのですから、トップ画面に”くろしお号自由席”や”南紀号自由席”といった項目を追加して、分かりやすく特急券を購入できるようにする工夫も必要ではないでしょうか?

確か、JR東日本の指定席券券売機はそうしたUI画面が導入されていたように思います

 

そして、こうした現状を鑑みると、果たしてみどりの窓口を廃止した意味があるのか疑問に思えてなりません

これではかえって駅員氏の業務量が増えてしまっているように見えるのは気のせいでしょうか?

 

ちなみに、お盆に帰省した時は台風10号が通過した影響で、乗車変更や払い戻しを行う利用客が同駅のみどりの券売機プラスに殺到していました

みどりの窓口であれば、列に並ぶだけで済みますが、みどりの券売機プラスではさらにオペレーターを呼び出す必要があることから、どうしても待ち時間が増える傾向にあります

 

帰省するごとに紀伊勝浦駅にはお世話になっていますが、同駅のみどりの券売機プラスについては課題が山積しているように感じているのは私だけではないはずです

利用者は少ないながらも、紀伊勝浦駅は特急停車駅であり、ハイシーズンにはみどりの券売機に対する需要も根強いことから、何らかの対策が望まれるところです