こんばんは。

最近鉄道模型ネタが多いですが..今日もNゲージ マヤ34(MicroAce)の集電改造を施工しました。

改造を終え、試運転中の姿です。

マヤ34の改造(予定)については Nゲージ DCC常設レイアウトに適する集電法 でちょっと触れました。

スプリング式集電車両かつDCCレイアウト常設では徐々に台車周りが溶けてくる恐れがあります。

しかしマヤの台車は特殊構造で溶けたら最後ですし、他メーカーから新たな発売が無い限り板バネ式の調達が出来ません。(スプリング式/板バネ式は私が勝手に名付けている集電方法の区別です。その内容については↑のリンク記事を参照いただければと思います。)

 

いきなり初めての改造をやって失敗しては と思い、TOMIXオハフ61を先行改造し、試運転をしていました。これまでも板バネ集電化は数多く施工していましたが台車は全てKATO製品への交換で対応、このオハフ61が種車の台車に銅板をハンダ付けして改造した初の車両でした。オハフの運転結果がすこぶる順調だったので今回マヤ34改造に着手しました。

 

改造前のマヤ34の姿です。集電と室内灯の手入れなので見た目あまり変わらないのですが..この車両で目立ったのは左から2番目の窓部に写る室内灯のスプリングです。これはイマイチ~。

 

バラした所です。台車にスプリングが仕込まれています。室内灯もMicroAceのものを付けていました。

 

さて改造です。台車のスプリングを取り外し、銅板をハンダ付けします。ピボット集電パーツはハンダの

乗りが悪かったですが、ヤスリかけをしてからハンダ付けし、どうにかしっかり乗せられました。付けた銅板の黒い部分は台車装着時に銅色が目立たないようにするため黒塗りを入れたものです。

 

車体の方には購入していた0.1mm燐青銅版を切り出して板バネパーツとしています。元々の金属ウェイトは集電部を切り落として中央部に装着しました。左側のライトユニットに沿った銅板は室内灯集電用です。台車付けの銅板は最初は長め、左右のバランスを見ながらちょっとづつ削って行っていい案配の長さに調整しました。

 

床下パーツを組みなおし、車体側にはテープLEDを使った自作室内灯を装着します。

マヤ34は車長が短いのでちょっと通常と違います。ブリッジダイオードがテープLEDに被るように装着し、長さを短くしています。テープLEDは5cm単位で、中途半端な位置で切り落とすと点灯しません。

5cmでは短いので10cmとしてブリッジダイオード等の取り付けを工夫し、短めのマヤ車体に収めました。

 

先行改造したオハフ61はこのようにテープLEDに被らないように取り付けています。これが標準です。

 

最後に2mmプラ角棒と0.3mm厚プラ板で天井を設置、テープLEDカバーとしています。

床下パーツ右側の丸い穴が元々の室内灯バネが入っていたところ、集電位置は左右逆になっています。製品化時に何で写真右側を選んだんでしょうね?左には窓が無く目立たない部分があるのに..。

 

こうして完成したマヤ34 集電のスプリングが消えています。穴を埋めたいところですが、とりあえずそのままです。

 

早速ED75 759(TOMIX)に牽引で試運転、室内灯、尾灯のちらつきや左右アンバランスによる脱線など全くなく、今のところ順調です。

 

以上Nゲージ、MicroAceのマヤ34改造ネタ、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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