1976(昭和51)年 東武鉄道 撮影分からです
■1720系 デラックスロマンスカー「けごん」 東武日光駅
国鉄との日光集客合戦の中で生まれた究極の車両。
東武日光線は
国鉄日光線が電化される30年前の昭和4年から電化されている。
なので、集客合戦には ほぼ勝利していた。
1720系設計段階から東武鉄道内には
「国鉄日光線電化対抗委員会」という部署があって、
その誕生が予想されていた国鉄151系を大きく上回る新型車両を
計画していたらしい。
◇国鉄 151系 (祖父のコレクションより)
高運転台のボンネット型。
ヘッドライトは縦型。
ヘッドマークの形状まで似ていますね。
◇国鉄特急電車の車掌さんは白い制服。
デラックスロマンスカーの車掌さんの制服も「白」だった。
こんなところまで“対抗”したんですかね。
◇157系 “日光型”
昭和34年、準急「日光」が日光線電化完了でキハ55形から
157系に置き換えられる。
この157系も151系並みの車内設備で製造されたが。。。
◇やはり外観からしてもデラックスロマンスカーの方が人気があった。
◇もちろん、車内設備も157系とは比べ物にならなかった様ですね。
◆母方の実家が東武鉄道 新鹿沼駅から近かったこともあって、
東武鉄道は比較的 身近な鉄道でした。
■7300系 東武浅草駅
昭和22年~昭和59年運用。
終戦直後からの車両がまだ残っていた。
国鉄63系と同型車で 東武鉄道での形式。
戦後の「買い出し列車」も務めたらしい。
■5700系 快速急行「だいや」 新鹿沼駅
何度か 夏休みに東武浅草⇔新鹿沼間で乗車したが、
非冷房・窓全開の車内は かなり辛かった思い出が。。。
昭和26年 特急「けごん」「きぬ」として運用が開始され、
そののち、昭和31年に1700系が登場後は急行列車運用。
平成3年に引退するまで40年間も走った5700系、
今はデラックスロマンスカーとともに東武博物館で見る事ができますね。
■6000系 新鹿沼駅
この車両も国鉄に対抗して製造された様ですね。
国鉄では80系や153系を使った「特別料金」不要の列車を
日光まで運用する計画があった。
その事を知った東武鉄道が
当時使用していた戦前からの車両の置き換え用として導入。
今では想像もつかない様な両者の緊張関係を感じます。
◆身近な鉄道だったので きっぷも残ってます。
■母方の祖父母は よっぽど日光が好きだったようです。
回数券を買うほど(´艸`*)
■快速「だいや」 急行券
日付を見るとゴールデンウィーク。
どうやら、夏休み以外にも鹿沼へ行っていたようですね。
小田急電鉄編へ続きます(^_-)-☆