いまさらながらBトレにハマる

ショーティーの模型を緩く楽しんでいます。東北新幹線開業前夜の特急電車群を見て育ち、90年代はカメラを持ってジョイフルトレインを追いかけました。集める模型も上野口から東北、上信越方面が多めです。※記載内容の全ては一個人の意見ですので所属している団体の見解とは無関係です。

【Bトレ改造】181系とき

雪景色の似合う国鉄車両をBトレで集めたり作ったりしています。今回は181系ときを作ります。

自分は東北本線の大宮の手前で電車を見て育ちました。時代は東北新幹線開業前夜。東北、上越信越、北陸、奥羽系統のL特急が、これでもかというほどやってきました。
本数が多いのは「ひばり」「あさま」「とき」で、その他は比較的レアだったように記憶しています。「はつかり」「やまびこ」「つばさ」「やまばと」「白山」「あいづ」「はくたか」、、、中でも「新雪」はとびきりレアでした。ちょうど53.10月改正あたりから採用された絵入りのヘッドマークに夢中になりました。
EF15が貨物列車を牽いて、武蔵野線のトンネルへ突っ込んでいきました。

ボンネット型の特急電車を見た記憶はもちろんあるのですが、485系なのか181系なのか定かではありません。

今、ファン誌などで改めて往年の上野駅の写真を見ると、181系ときが最後の活躍をしているのを見かけます。

国鉄特急色は、日本の自然の色によく映えますが、やはり緑色との組み合わせは最も魅力的です。「とき」の大型の絵入りヘッドマークを掲げ、短いスカートに、ボロボロの連結器カバー、山岳仕様を示す赤い帯をつけた181系は、オリジナル原型の栄光とはまた違う、最高にカッコよい姿に思います。

さて、切りつなぎ改造ですが、ジャンクのカトー製品が一両数百円で入手できましたので、これを切っていきます。

カトーの最新製品がどうなっているか知らないのですが(もったいなくて切れないので)、この181系は、ピン止め台車や側面と床板が一体成型の堅牢なスタイルなど、懐かしの構造そのものでした。
ボディ側の床板に、黒色のシャーシ板を重ねれば正確に高さと水平が出るので、ショーティー改造には非常に有難い構造です。

ディテール表現は昔の製品並みのそれなりですが、特急エンブレムやヘッドマーク周りなどを塗装するととても緻密な感じになります。これは元々のモールド表現がしっかりしているからだと思います。

さて冒頭に書いた「とき」のスタイルに寄せていくには、まずスカートを短くしてスノープラウをつけました。そして最大の特徴?となる下半分がグレーに塗られた連結器カバーも、それっぽく塗ります。山岳向け用の赤帯は、色紙を細く切って貼りました。


屋根を外すと、屋根と運転台内部のモールドが一体になっていましたので、運転台を塗装し、合わせて車内の座席も塗りました。

クハの屋根は素直に先頭側から車体長さで切断し、車端のモールドだけ反対側から移植しました。

モハはドア側から60ミリ程度でカットし、反対側の妻面を貼りました。1ドア車はショーティー化が楽です。

台車についてはタネ車のものをそのまま使うべく、カプラーを切断して、アーノルドカプラーの本体をボンドで直付けしました。強度は心配ですが、、、。




続きます↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/08/23/093152

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