震災当時は宮古湾を遡った大津波によって、入線中の山田線の2両編成の気動車が構内で流されて脱線した画像をご覧になった方も居られると思います。あの駅です。それが・・・。
2019/08/13撮影 三陸鉄道リアス線津軽石駅 5010D&5009D
今では山田線区間を走る上下列車の交換駅として重要な位置を占める駅に復活しています。
〃 駅舎
建物自体は旧来の被災した駅舎をリニュアル/リノベーションして再復活して利用されています。中には入っていないので今一自信がありませんが、旧駅務室は開放されて魚の幟みたいなのが下がっています。
2011/08/18撮影 山田線津軽石駅舎
2011年のお盆に訪れたときの同駅舎です。津波には流されずに済みましたが、内部は侵入した海水に破壊されて滅茶苦茶になっていました。
〃 駅構内
一見、被害のないように見えますが、津波に洗われて海砂が積り、バラスがあちこちで抉られ埋もれています。
2018/08/13 駅構内
基本、駅構内の施設は駅舎/待合室/ホーム、果ては駅名標に至るまで大津波の被害を受けていますが、ほとんど全てのものが以前の通り修復されて再使用されているのには驚かされました。
真新しいバラスとレールの敷かれなおされた駅構内を見ると、鉄道を残しておいて良かったですよね~、と心底感じます。
この姿を目にするまで8年間に4回訪れた小生としては、昨年、真新しいバラスが入ってレールが敷かれた姿が、やはり一番感慨深かったです。
いゃ~、そこへ遂に列車が走っている光景でしょ、心底嬉しかった!!!ですわ、ホント。