固定編成化が進み、年々数を減らす小田急の4両編成の車両。
以前は多くの4両編成が在籍しており、8両と10両を組成するための重要な役割を担っていました。

今回は、2400形が廃車され、大型車に統一された後の編成数を振り返ってみたいと思います。
4両で最後に製造された形式は1000形ですから、これが出揃ったタイミングで考えてみましょう。

形式別に数えていくと、4000形が8編成、5000形が15編成、9000形が9編成、8000形が16編成、1000形が19編成で、合計67編成も在籍していました。
4000形、5000形の多くは10両に、9000形は8両に、8000形と1000形は時期によっても変わりますが、8両にも10両にも使われていました。

現在は8000形が16編成、1000形が17編成で、合計33編成まで減少しています。
半分ぐらいになっているということですね。

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今後8000形の廃車が開始されると、さらに4両編成の車両が減っていくことが予想されます。
車両の長編成化が進み仕方がないことではありますが、長年の小田急ファンとしては少し寂しく感じます。