乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3430 勝山(2019.8.3)

勝山永平寺線の旅は、終点の勝山到着で終了。福井口からの所要時間は50分ということで、ローカル私鉄にしては長めの路線でした。住宅地、田畑、歴史的な町並みを通り、九頭竜川を遠くに近くにしながら進む勝山永平寺線。川から離れると、山林、勾配、カーブといった要素が続き、高原鉄道のようでした。車窓の変化が楽しめる路線だと思います。

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17:49、勝山に到着。左のホーム待合所は、登録有形文化財です。

ともあれ、勝山17:49着を以って、えちぜん鉄道は無事完乗。一日フリーきっぷもお役御免です。1914年の開業当時からの歴史ある駅舎を内外ともにじっくり見物し、隣接する車庫に留置されている電気機関車「テキ6形6号」、無蓋貨車「ト61形68号」の方も長々と見学、撮影。電気機関車1920年の製造ですが、今もしっかり動くということで感服しきりです。貨車の方はちょうど100年前の製造で、現存する木造貨車としては最古級とのこと。博物館にあれば重鎮レベルの車両が、駅の外で気軽に見ることができる・・・素晴らしい!と思います。

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勝山駅の駅舎も登録有形文化財。2004年に指定されました。

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勝山駅外観。駅舎内には「えち鉄CAFE」もあります。

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電気機関車「テキ6形6号」と無蓋貨車「ト61形68号」

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「テキ6形6号」の解説・・・「旅客会社で所有する動態可能な電気機関車では、日本最古」とあります。


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九頭竜川の眺め。小舟渡駅付近が最も川に近く、駅の前後1kmほどの区間でこうした光景が見られます。

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