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大型の台風10号が日本を通過してゆきました。
被害にあわれた方々には心よりお見舞いを申し上げます。
関西では昨年関空を水没させた台風21号のような被害は無かったものの、JRの計画運休などもあり、改めて日常のありがたさを感じているところです。
本日は、ダイヤ通りに動く鉄道に改めて感謝をしながら、こちらのBトレインショーティーをご紹介いたします。
両運転台がキハ40形、
片運転台の片開戸がキハ48形です。
キハ40形なんかは、Bトレ化に当たり、両運転台を何とかこのサイズに収めた苦労が伺えます。
ちなみにBトレ化はしておりませんが、片運転台で両開戸なのがキハ47形となります。
国鉄初の量産型液体式気動車、キハ10の代替をにらんで製造された車両です。
現在でも日本中の非電化区間で見ることのできる車両なのですが、唯一このキハ40形が見られない地域があります。
それがJR東海エリアで、高山本線や紀勢本線で運用されていましたが、2016年に運用を終了してしまいました。
そのJR東海で纏っていた塗色がこの東海色です。
白地にオレンジと緑の湘南色をあしらったさわやかなデザインだと思います。
JR東海は東海道新幹線というドル箱路線を抱えているため、車両のリニューアルが早く、他JR各社よりも国鉄型淘汰のスピードが速いです。
JR東海に所属したキハ40・48形の一部は、ミャンマーへと渡り、今でも異国の地で活躍しているそうです。
キハ40・48形の東海色はもう見られなくなりましたが、他JR各社でまだまだ現役の機体たちがいることのありがたみを、今のうちにかみしめておきたいと思います。
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