hyoshi198706
http://senselse.livedoor.blog/odakyu1987jun.pdf

今回は1987年6月号です。
本編に入る前に「今月の話題」で超流線型のハイデッカー車、小田急初のステンレスカー の内容が赤石文男車両部長へのインタビューという形で綴られています。

もちろん、10000形HiSEと1000形の内容ですが、かなり新機軸をいれたことがアピールされ、半導体素子とか先進的なフレーズがかなり専門的な用語も含めて語られています。HiSEのほうは喫茶のオーダーシステムにも触れられており、当時のロマンスカーブランドに走る喫茶室が如何に重要だったかもわかります。
1000形は各停8両化とならんで地下鉄直通置き換えが明記されております。
なお、文中にもある通りこの年度の通勤車新造は40両 で新型(1000形)は32両。8両は8000形の最終増備の赤内装車ってわけですね。
当時の小田急利用者としては8000形赤内装だけでも十分に驚きであり、1000形の運行開始時はもっと驚きの車両でした。(これ千代田線?っていう会話が聞こえたこともあった。。。)
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ということで、今回のわたしのつたない写真は東急車輛で1000形製造中の光景。
ちょうど小田急から転属した入換機モニ105と並んだところ。
貫通ドアの帯がまだ未施工な状態ですが、種別表示が「快速」です。黄緑の。
結局、黄緑の快速表示は使われなかったですが、まさかそのあとこんなに種別が増えるとは想像もしない時代でした。
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