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　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：上松駅に停車中の快速［ナイスホリデー木曽路］


　８月１０日（土）～１２日（月）の３日間、名古屋⇔塩尻間に臨時の快速列車、快速［ナイスホリデー木曽路］が設定されました。この列車には塩尻→恵那間という一部区間には乗車したことがあるのですが、往復とも全区間乗車したことがありませんでしたので乗車をしてきました。




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①名古屋（815）→塩尻（1111）　快速［ナイスホリデー木曽路］　３１１系６連
　名古屋駅の到着したのが７時４５分頃とだいぶ余裕をもって来たのですが、既に快速［ナイスホリデー木曽路］が発車する７番線の乗車口には列車待ちの待機列が出来ており、私たちも最後部の６両目の入口に並んで列車の入線を待ちます（乗客の大半はウォーキングに行くと思われる方でした。）。

　列車は名古屋駅の７番線に８時５分頃に（名古屋駅の岐阜方の留置線から）入線してきますが、快速［ナイスホリデー木曽路］は、一般の中央線の列車のように折返運転ではありませんので、ドア扱いの開始とともに余裕で座席を確保することが出来ました。
　帰省のラッシュに加え、青春１８キップの期間中ということもあり快速［ナイスホリデー木曽路］は、名古屋駅から満員の状態で発車していきます。

　名古屋駅を発車すると金山、鶴舞、千種、大曽根、勝川、春日井、高蔵寺、多治見と停車し、多治見駅から中津川までは各駅に停車していきます。この列車、列車名称こそ付いていますが、停車駅などはまったく他の快速列車と変わりがありませんので、途中駅からは「塩尻行きの臨時快速」とは思わずに乗ってくる人も多く見受けらたほか、やはりこの列車を目指して乗車してくる乗客も多く見受けられ多治見駅を過ぎるころには車内が大混雑となりました。
　その後、土岐市、瑞浪、釜戸、武並、恵那、美乃坂本と停車をして行きましたが、ほとんど降車する人も無く、快速［ナイスホリデー木曽路］は混雑したまま中津川駅に到着しました。
　中津川駅では多少、降りる人もいましたが、反対に乗ってくる人も多く、快速［ナイスホリデー木曽路］は、混雑したまま中津川駅を９時３７分に発車します。

　ここまでは一般の快速列車と同じ停車駅でしたが中津川駅を発車すると南木曽、上松、木曽福島、藪原、奈良井、木曽平沢のみの停車いうことで、ほとんど特急列車並みの停車駅の少なさで進んで行きます。所要時間は同区間を走る普通列車より１０分程度速いだけですが、名古屋駅から塩尻駅まで乗り換えが不要ということと、列車が途中駅を通過していくことを見ているとだけでも心理的に「速い」と感じるから不思議です。
　そうはいっても中央西線は単線区間も多いので「運転停車をしながらかな…」と思っていたのですが、南木曽駅を発車して上松駅までは途中停車なしで走り切りました。また、上松駅の手前では「寝覚ノ床」の観光案内放送も行われ多客臨時列車らしい演出も行われました。その上松駅では特急列車の通過待ちを行うため８分ほど停車をしましたので、ホームに降りて列車の撮影を行うこともできましたし、なによりも、ずっと身動きできず座ってきた身にとってはいい気分転換となりました。

　その後、木曽福島駅、藪原駅と停車するものの、乗ってくる人はいるのですが、降りる人はほとんどいないため快速［ナイスホリデー木曽路］は混雑したまま塩尻駅を目指します。ようやく乗客に動きが出たのは終着駅である塩尻駅の２つ手前の奈良井駅です。この駅で多くの観光客が降車したことで、ようやく車内で立つ人がいなくなりました。続く、木曽平沢駅でも若干の降車客があり、終着間近となってようやく身軽となった快速［ナイスホリデー木曽路］は木曽路を北上していきます。
　この後、贄川駅、日出塩駅、洗馬駅と運転停車を行うことなく通過し、進行方向を大きく左に変え、定刻どおりに塩尻駅の番線に到着しました。



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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：名古屋駅ので電光掲示板





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　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：行先表示は「快速・塩尻」です。





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　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：塩尻駅の４番線ホームに到着した快速［ナイスホリデー木曽路］




　塩尻駅到着後は、帰りの快速［ナイスホリデー木曽路］までに時間がありましたので、松本まで「お蕎麦」を食べに行ってきました。松本駅の近くで「美味しい蕎麦」といえば「こばやしや」、「榑木野」などが有名ですが、私にとって一番は何といっても「イイダヤ軒」の立ち食いソバですね（座って食べることが出来ます。）。
　もともとは駅のホームにあった立ち食いそば屋さんですが、たぶんテナント料などの関係で駅外に出ざるを得なくなってしったと思うのですが、その美味しさには変わりがありません。場所は松本駅を出て左手方向に少し行った場所で営業を続けていますので、ぜひ、お近くに行った際は立ち寄って食べてみてください。




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　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：ねぎは自分のお好みで好きなだけ入れることが出来ます。





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②塩尻（1418）→名古屋（1718）　快速［ナイスホリデー木曽路］　３１３系６連
　塩尻駅には快速［ナイスホリデー木曽路］の発車１時間前に到着しました。
　当然、そんなに早くから乗車位置に並ぶ必要も無いのですが、塩尻駅の４番線ホームには既にすでに乗客と思われる人がチラホラと…。この列車、過去に乗車した時も混雑した記憶がありますので１３時４０分頃に乗車口に（先頭で）並びました。

　列車は木曽福島方から回送されてきて、塩尻駅の４番線ホームに１４時８分頃に入線してきました。まあ、乗車列の最前列にいましたので、なんなく座席を確保することができましたので、これで名古屋まで座って帰ることができます。
　往路の快速［ナイスホリデー木曽路］は、名古屋駅を発車する時点から大混雑でしたが、復路は塩尻駅を発車する段階ですべての座席は埋まっているものの、相席を嫌がらなければどの車両にでも十分に座っていける程度の混雑で発車しました。

　最初の停車駅である木曽平沢駅で乗車する人は無く、往路の快速［ナイスホリデー木曽路］では、大量降車のあった奈良井駅からもさほど多くの乗客はなかったようで、車内は静かなまま木曽路を南下していきます。また、往路の快速［ナイスホリデー木曽路］では、運転停車が一度も無かったのですが、復路は倉本駅で列車交換のための運転停車を行って進んで行きます。
　中津川駅までは、列車本数の少ない区間ですので、たまたま駅で列車を待っていたらこの列車が来たので乗ろう…という人も少なかったと思いますが、中津川からは列車本数も多くなることから、普通に走っている快速列車と思って駅で待っていたと思われる多くの乗客を乗せながら進んで行きます（中津川では空いていた座席はすべて埋まり、立ち客が発生しました。）。

　中津川駅を発車した快速［ナイスホリデー木曽路］は、各駅に停車をしながら乗客を乗せて多治見駅に到着しました。多治見駅では特急列車の通過待ちを行ったのですが、その特急列車が遅れていた影響で快速［ナイスホリデー木曽路］も多治見駅を約５分ほど遅れて発車します。続く高蔵寺駅でも後続の特急列車の通過待ちを行います。
　その後、快速［ナイスホリデー木曽路］は春日井、勝川、大曽根、千種、鶴舞、金山と停車し、終着の名古屋には多治見駅での遅れを回復できないどころか、列車ダイヤが密集しているせいでしょうか遅れが拡大してしまい、結局名古屋駅の１１番線ホームに約８分ほど遅れて到着しました。


　
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：塩尻駅の電光掲示板





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　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：塩尻駅で「名古屋行き」の表示は珍しいです。





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　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：塩尻駅の４番線ホームで発車を待つ、快速［ナイスホリデー木曽路］





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　　　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：庄内川を渡ると名古屋市内に入ります。





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　　　　　　　　　　　　　　ＰＨＯＴＯ：名古屋駅に到着した快速［ナイスホリデー木曽路］


　初めて名古屋駅からの快速［ナイスホリデー木曽路］に乗車したのですが、まさかあんなに混雑しているとは思いませんでした。時間帯の設定も良いですし、やはり乗り換えなしで中京エリアから木曽エリアに向かう列車への需要はあると思いますので、多客時だけでなく土・休日に運転をしても良いのでは…と思いました。

【乗車日：令和　１年　８月１２日（月）】鉄道コム

◎過去の快速［ナイスホリデー木曽路］の乗車記はこちらから！
　・平成29年・夏の青春18ｷｯﾌﾟ乗車記①（ﾅｲｽﾎﾘﾃﾞｰ木曽路と明智鉄道乗車）（H29.8.12）…https://tomodachiya0221.at.webry.info/201708/article_3.html