撮り散らかし鉄の記憶

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筑豊電鉄 筑豊香月3号踏切 2003編成 黒崎駅前行き

2019年08月08日 23時36分57秒 | 路面電車
7/29に、筑豊電鉄 楠橋~筑豊香月駅間の筑豊香月3号踏切で、旧西鉄の3両連接車2000形を撮りました。
筑豊電鉄は1956年の開業以来、自社車両を保有せず、西鉄北九州線の車両の借入、または、西鉄北九州からの乗入車両で運用されていました。
1976年には、西鉄福岡市内線の第1次廃止により余剰となった2両連接車×5編成が譲渡され、2両連接車の2000形として使用開始しました。
1977年には、西鉄福岡市内線、北九州線の2両連接車がバラされて中間車として組み込まれて、3両連接車の2000形として5編成が登場しました。
1980年には西鉄北九州線の3両連接車×2編成が譲渡され、2000形は7編成が活躍しました。

3連化改造時より西鉄天神大牟田線2000形のような黄色地に赤帯の塗装を施されており、「黄電(きなでん)」の愛称で呼ばれていました。
さらに、2006~09年には「レインボー電車」と称して、7編成全車をそれぞれ虹を構成する7色(紫・藍・青・緑・黄・橙・赤)に塗り替えられました。

2012~17年に4編成が引退し、2編成が休車とのことで、現在も活躍中なのは2003編成のみとなりました。
2003編成は、2018年に長期検査と延命措置が実施され、A車正面と下り線側面が筑鉄開業当時の西鉄車両の標準塗装であった西鉄マルーンとベージュのツートンカラーに、B車正面と上り線側面が3両連接化当初の「黄電(きなでん)」塗装に変更されました。
2003編成は、平日の朝ラッシュ時に2往復のみの運用なので、月曜の朝の用事の前に撮りに行きました。

1枚目は後追いですが、筑豊香月駅に向かう2003Aの黒崎駅前行きです。
後追いですが、この向きで撮ると西鉄標準塗装の前面と側面を撮ることができます。



2枚目は順番が逆ですが、楠橋駅を出発して筑豊香川台3踏切に向かう2003Bです。
前面は黄電、側面は西鉄標準塗装のため違和感が残ります。



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