さよなら、ハロゲンライトの南海1000系(前期型編)
お久しぶりの投稿ですね、これと言ってなにか撮った訳でもないので一つ特集みたいなのを組んでみます。今回スポットを当てるのは南海1000系。平成4年に登場して早25年くらい経った今、少し変化が生まれました。リニューアルというか時代の流れですかね。ヘッドライトが変わってしまい雰囲気が一変してしまった1000系をヘッドライト交換前、後の姿を対比しつつハロゲンライトの1000系を惜しんでいこうと思います。
(両方浜寺公園にて撮影、踏切が開いてる時に望遠飛ばしてます)
上のが登場時からほぼ変わらない姿、下が最近の1000系。種別/行先表示器はフルカラーLED化され、ヘッドライトもLEDに交換されました。フルカラーLEDは多言語対応のため日本/英/中国/韓国の4ヶ国語がふりがな部分に出てきます。LEDライトはハイビームにしない限り中身のスカスカ感が否めず、少しブサイクになってしまった雰囲気。
(南海本線に転属復帰、本線でも久しぶりの1000系8連組成 1001F+1031F @浜寺公園)
(高野線で久しぶりの8連組成、1002F+1032F @浅香山~我孫子前)
1000系前期型のタイプ、ライトはLEDに支えられていますが幕はそのまま。両車ともここ最近はしていませんが6+2の連組成で走っていた時期が1年前くらいにありました。最近はやってないみたいですけどね。
(ビル影が惜しいところ @泉大津)
(まさかの日中白線急行復活 @新今宮)
2018年の10月。台風で関空連絡橋にタンカーが衝突し、しばらく関空に行けない時期がありました。空港急行は羽倉崎or泉佐野までの運転。そこから代行バスでの対応でした。空港には行かないため、空港急行と停車駅は変わらない-急行-(通称:白線急行)が日中に走るという事案が発生しました。(定期は深夜のみ)
(検査明け、夏の夕方光線で @松ノ浜)
(内側外側どっちでも撮れる有能撮影地 @粉浜)
1003Fは1000系6両編成の中でも割と最後の方までヘッドライトをLEDに交換せず走っていました。幕やライトのLED化が行われていた中、何も更新せず検査明けで出てきた時はさすがに驚きました。千代田入ったからといってなんでも更新するわけではなかったみたいで。
(前期型重連のブツ4普通 1031F+1033F @浜寺公園)
前期型の増結2両編成、この1031Fは1000系の中では1番最後までハロゲンライトを維持していた編成になりました。写真はライトが更新される2~3日前に撮ったもの。偶然前期型重連の組成で撮影出来ました。増結編成は難波方に貫通幌を装備しているため、割と顔に締まりが出ています。
(本線から転属してきた1051Fとコンビを組む1032F、逆組成時は多くの沿線民を湧かせました @白鷺~中百舌鳥 / @難波 / @住吉東 / @中百舌鳥~百舌鳥八幡)
高野線配属の1032F。こちらも前期型増結2両編成として6連の1000系や、後に出てくる4両編成の1051Fと組成して高野線を走っています。橋本方のC#1702は割と早めにハロゲンライトからLEDライトに変わったのですが、C#1032は実はライトを更新しておらず、1051Fの難波方先頭車に不具合が発生し急遽 ←難 1032F+1051F (2+4)の逆組成が登場した時はまさかのハロゲンライトのC#1032が先頭に立つという珍現象が起きました。基本南海は基本編成を難波方に、増結編成は橋本方に組成するスタイルになっていただけに(※2000系は例外)よぼとの緊急事態だったのだと思われます。ただ、このハロゲンライトも逆組成が誕生してからすぐにLEDライトに変更され、高野線所属の1000系はこの編成をもって全てLEDライトに変更されることとなりました。
えらく長くなってしまいました、前期型編ということで一旦ここまで。次は後期型を振り返っていきます。
次(後期型編)→https://t.co/fVQCYmHd7Z