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1970年代から、途中約10年間の冬眠期間を経て、のんびりと日常の機関車たちを追っています。地元千葉県を走る鹿島貨物と、仕事で赴く常磐線の貨物列車がメインです。最近はカメラのみならず、安い手持ちビデオカメラを使って動画撮影も始めました。

EF64-1000が本当の意味での”死神”だったころ



最近では、廃回を牽引する長岡のEF64のことを”死神”というのだそうですが、かつてのEF64-1000は、当時のファンにとって、その存在自体が”死神”でありました。
華々しくデビューした上越国境ではEF16やEF58を完膚なきまでに叩きつぶし、それで済めばよかったものの、今度はその一部が八王子に進出し、首都圏では珍しくひっそりと残り続けていたED16をものの見事に駆逐してしまったのです。ED16という”エース”を失った立川機関区は1984年に消滅し、EF15たちも含め、西東京地区での旧型電機は壊滅状態となりました。今となっては信じられないかも知れませんが、どれだけロクヨン1000という存在が恨めしかったことか・・・。そんなロクヨン1000も、今や追う立場から追われる立場へと変わってしまっていますが、そんな元気な若武者だったころの1枚もいいのではないか・・・と思い、選んでみました。これまた今は消滅してしまった八王子機関区の区札を挿して奥多摩石灰専貨の先頭で威風堂々と佇む、若武者1019号機の姿です。

拝島にて


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