朱鞠内駅は1932年に幌加内線が添牛内から当駅まで延伸したことで開業、
1941年に名雨線が初茶志内(後の天塩弥生)から当駅まで延伸し全線開通し深名線となりました。
私が最初に朱鞠内を訪れたのは高校生のときでしたが当時は駅前の集落が賑わっていました。
それが2015年のデータでは40世帯78名だ。
また深名線運転上の重要駅でもあり、深川方と名寄方で運転系統が分かれてもいました。
駅跡はバス待合所になり中にはパークゴルフ場の受付も併設されています。
また待合所前のロータリーにはレールと駅名標が保存されています。
それにしても閑散とした駅跡だ。
パークゴルフ場が広いだけに余計そう感じます。
賑わっていた市街地も今は小学校と郵便局それに駐在所があるくらいでこれも閑散としている。
人口規模からすると郵便局も駐在所もよくぞここにあるものだと思いますが、
縦長の幌加内町をカバーするには両施設ともここに置くしかないのだろうなと思う。
なかなか厳しい現実が見えますね。