幌加内交流プラザは深名線・代替バスの幌加内ターミナルがあるところ、
1階には幌加内産そば粉を100%使ったそば屋さんも入っています。
ここの2階にあるのが『JR深名線資料館』で、深名線に関する展示があります。
廃止された町内にあった駅の駅名標、制服、運賃表や時刻表などが並べられ、
また開通前の誘致運動から廃止までを短くまとめたビデオもあります。
展示内容は普通の鉄道系の資料館、といったところ。
こういうところは鉄道グッズではないところを見ていきます。
幌加内はとにかく交通の不便なところ、開拓当時はどれほどの苦労があったろうか。
そういうところに鉄道があればと思うのは誰しもが思うところ。
その誘致運動の中心になったのは吉利智宏で最初は一人で東京まで陳情に行ったそうです。
当初は朱鞠内から音威子府に抜ける構想だったとか。
朱鞠内から名寄までの不思議なルートはこの最初の構想の由縁だったかもしれない。
ともあれその陳情から周辺を巻き込んでついに着工、小刻みに線路を伸ばし全通となりました。
このような、一人から始まった物語があるから面白い。
その辺りの経緯も館内に展示されているのでご覧ください。
*JR深名線資料館
住 所:雨竜郡幌加内町字幌加内
見学時間:9:00~17:00
入 館 料:無料
休 館 日:6月~9月は無休、それ以外は土日祝