皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
ぴかちゅーを模型化しよう！その3
粛々と塗装を進めていきました。
本日の作業を代表する一枚は
こちらでしょうか？
実はもう、黒帯を入れれば塗装完成、
というトコまで進んでいるのですが
その黒帯が無いというだけで
かくもぴかちゅー感が無いのも
面白いものです(^^)
前日は黄色塗装のところまで。
今日は黒い屋根の塗装から行いました。
全体の塗装コンセプトと同じく
濃いめの塗料を遠くから吹いて
本来なら失敗とされるような
梨地症状が出るように塗りました。
黒塗料そのものは
クレオスのセミグロスブラックです。
ちょうど良いツヤ加減が好きな色です。
マスキングを剥がしたら
少々いきわたっていなかった
屋根板の厚みの部分を
ペンでタッチアップしておきました。
まだ完全乾燥していなくても
手で軽く触っても大丈夫なくらいのところで
なおかつ屋根には触れないように
次の赤も塗ってしまいます。
油性の原色の赤の筆塗りです。
段差がついている部分ですので
マスキングしませんでしたが
それほどヨレることもありませんでした。
筆塗りですから
ムラや筆の跡も多少つきます。
それが良いのです(^^)
何故なら実物がそうだからです(^^)
もう一度見てみても
ムラ、ありますでしょ？
薄い鉄板の継目がヨレヨレなのも
この通りに再現するのも一興ですが
そこは模型、
苦労しすぎてもいけません。
あくまでも雰囲気で(^^)
あとは、
間違い探しクイズみたいな画ですが
これ、出入口のところの
ステップから床板にかけて
黒く塗られているのですが
いかんせん筆も届きませんので
届く範囲だけ黒くしておきました。
わざと角度をつけて覗かなければ
それほど気にならないと思います。
そもそも、動力をつけるとしたら
扉のない大穴から
見事に動力が丸見えになりますからね。
細かいことを気にしても、
あまり仕方がないとも言えるのです(^^)
あとはペンで
黒いＨゴムを色入れしておきました。
本来は、ツライチのガラスに合わせて
ゴムの出っ張りがあるのですが
意外とこんなもんでも良さそうです。
これ、思ったよりクドくなってしまった
Ｎゲージのいすみ300形についても
同じ事が言えるかもしれません。
30cm離れたらわからない、どころか
むしろ窓まわりがスッキリして
好ましい印象すら受けます。
手抜きのつもりが
思わぬ発見となりました。
まあ、発見というよりは
その昔、ペーパー作品において
このようにHゴムを立体的にしにくいことが
どうも弱点のように思えた時期があって
だからこそNだろうが16番ナローだろうが
今までは立体表現に努めてきましたが
人の価値観は変わるものかもしれません。
それとも視力が減衰したせい？(笑)
といったところで
一日分の作業が終わりました。
続きはまた明日。
今日に引き続き、
美しくない塗装を楽しもうと思います(^^ゞ
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