JR西日本では、同社の交通系ICカード「ICOCA」について、北近畿エリアの駅における利用エリアの拡大を発表しました。

北近畿エリアで「ICOCA」がご利用できるようになります!:JR西日本

概要は以下の通りです。

●北近畿エリアで新たにICOCAが利用できる駅:
福知山線:丹波大山〜福知山駅間の各駅
山陰線:船岡〜胡麻駅間の各駅、綾部駅、和田山駅、八鹿駅、江原駅、豊岡駅、城崎温泉駅
舞鶴線:西舞鶴駅、東舞鶴駅
播但線:生野駅、竹田駅

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▲北近畿ICOCA利用可能エリア
(上記発表資料(https://www.westjr.co.jp/press/article/2019/07/page_14474.html)より引用)

●サービス開始時期:
2021年春予定

●その他:
・ICOCAの他、全国相互利用対象のICカード乗車券(Suica・PASMO等)も利用可能に


詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



既に各地に広まっているICOCAのエリアですが、再来年の春に、北近畿エリアで新たにICOCAが利用できるようになります。
詳細を見てみると、福知山線の篠山口〜福知山間と、山陰線の園部〜胡麻間は各駅で利用可能となりますが、それ以外の駅では特急列車の停車駅での導入となっています。

各駅での導入となる区間では、新たにICOCA定期券の発売も実施されるのではないかと思われますが、今後の発表待ちといったところでしょうか。


また、今回特急停車駅のみの区間でも、境線で既に導入され、来春和歌山線(和歌山〜五条)でも導入予定となっている車載型ICOCA改札機によるエリア拡大も、今後あり得るかも知れません。

更に広がるICOCAエリアでありますが、次はどのエリアに導入されるのか、気になるところであります。
個人的な予想をすれば、山陽本線の岩国以西なんかは、利用者もある程度あるのであり得そうですが、こちらはこちらで、下関でJR九州のSUGOCAエリアと接続してしまうため、その取り扱いをどうするのか、という問題があるので、その解決が鍵なのかな、とも感じたニュースでありました。



●関連ニュースサイト:
「ICOCA」エリア、北近畿に拡大 山陰・舞鶴・福知山・播但各線で利用可能駅追加 | 乗りものニュース
北近畿エリアにICOCAを導入、JR西 - 鉄道コム
JR西日本,2021年春から北近畿地区に「ICOCA」エリアを拡大|鉄道ニュース|2019年7月9日掲載|鉄道ファン・railf.jp



●関連ブログ:
北近畿でも「ICOCA」: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」



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