いつも当ブログをご訪問を頂きましてありがとうございます。
今週の話題はジャニー喜多川さんの訃報一色でした。
あれだけのタレント帝国を一代で築き上げた手腕は見事ですが、今後のカリスマ不在は一抹の不安も感じさせます。
滝沢秀明さんが引退を表明した時に、ヤフーブログで、D51-498号機より年上のジャニー喜多川さんがこの御年まで現役なのはすごいことだと感じた内容を述べましたが、やはりいつかは終焉が迎える日は来てしまう事を改めて思い知らされた気分です。
諸行無常を感じつつ、ジャニー喜多川さんのご冥福をお祈り申し上げます。
本日ご紹介したいBトレインショーティーは、ジャニーズタレントのようなスタイリッシュさとは少し違う印象の垢抜けなさ(※個人の感想です)が、かえって魅力的なこちらの車両でございます。
近畿日本鉄道 8000系 新塗装 方向板式 です。
当ブログがYahooブログで掲載を始めたころ、第3回目更新(車両ご紹介としては2種類目)でご紹介した車両がこの近鉄8000系 新塗装 方向板式でした。
当時の画像ははストラクチャーも貧弱でいつか写真を撮影し直そうと思っていたのですが、先日ようやく撮影し直しましたので、改めてのご紹介です。
Yahooブログ初期のご紹介車両は、今後も時折撮り直し再掲載を考えておりますので、飽きずにおつきあい頂ければ幸いです。
近鉄の現役通勤車両の中で、最古参の部類に入る車両です。
8000系は、近鉄奈良線に投入された初の大型車、900系の流れを汲んでいます。
車両限界が小さく、800系、820系等中型車しか通れなかった旧生駒トンネルの横に、新たに新生駒トンネルを開通させ、車両の大型化が一気に進みます。
8000系は1964年の新生駒トンネル開通に合わせて製造された車両です。
丸みを帯びた屋根、前方後円墳形の独特の識別灯と後尾灯のまとめ方、その後の近鉄スタイルを形づくった車両と言えるかと思います。
また、近鉄の方向板は他社に比べ大きめで、色とその幾何学模様で、遠くからでも種別と行先がある程度判別できました。
種類も多くみているだけでも飽きないので、復刻しないかな?と今でも思っている次第です。
後に方向幕が取り付けられますが、このバリバリに違和感を感じる方向幕ボックスの「超後付け感」をものともしないのが近鉄の良いところです。
このいかにも昭和風情を感じる近鉄独特のフォルムは私の好みでもあります。
南海6000系、京阪2200系らと並んで形式登場から50年を超す関西古参車両の一角を占めています。
関西の私鉄は車齢の高い車両をリノベーションして使い倒すという伝統があり、JR東日本の新陳代謝の早さとは真逆の文化と言えるかと思います。
この空気をいつまで感じていられるかわかりませんが、8000系列は徐々に廃車が進んでおり、あまり長くないように感じます。
この「もっさり感」あふれる昭和の近鉄車両ですが、Bトレではまだまだ現役を続けてもらおうと思っています。
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