きょうの「音の鉄道博物館」はその2回目
懐かしの特急「とき(朱鷺)」
です。
特急「とき(朱鷺)」は今でも上越新幹線の名前として引き継がれていますが、上越新幹線開通前も上野と新潟を結ぶ特急でした。
1、鉄道博物館に保存展示されているクハ181-45「とき(朱鷺)」
漢字の「朱鷺」が見えるように暗めで撮影。
誕生は1962年(昭和37年)東海道線で「こだま」「つばめ」「はと」「富士」「おおとり」等で活躍していた151系を上越線の20‰が続く上越国境を考慮に製造された161系です。
その後、形式統一出力増強で181系となりました。
きょうは、その「特急とき(朱鷺)」の新潟発車時の車内放送です。
その前に昨日に引き続き181系の現役時代を「とき(朱鷺)」を中心に紹介。
2、上野駅の181系とき(朱鷺) 1971年(昭和46年)
3、同じく上野駅のとき(朱鷺) 1971年(昭和46年)
上野駅5番線に停車中の181系「とき(朱鷺)」
長野在住の友人から頂いたもの。
特急「とき」以外にも上越線・信越線・中央線特急は181系で運行されていました。
5、上野~長野を結んだ、特急「あさま」 1976年(昭和46年)上野駅。
今も北陸新幹線長野までの特急として名前は残っています。
6、新宿~松本間の特急「あずさ」 1976年(昭和46年)新宿駅
このあずさ運行に際し、中央本線の狭小トンネル対策のため屋根上の前灯・補助警笛・ウィンカーランプを撤去したもので、関東地区の181系はすべてこの仕様になっていました。
(クハ181-45は新潟車両センター保存時にそれらが復活しています)
7、上野~軽井沢を結んだ特急「そよかぜ」 1972年(昭和47年)
高崎線を行く「そよかぜ」 長野の友人からいただいたもの。
「そよかぜ」は夏を中心とした避暑地軽井沢へ向かう季節特急でした。
8、上越のスキー場にスキー客を運んだ、特急「新雪」 1972年(昭和46年)
長野の友人に頂いた写真。冬の間の季節運行でした。
※特急「とき」新潟発の車内放送です。
(映像は「485系国鉄色ラストランひばり」仙台発車時のものです。ご了承を)