南海電鉄では、百舌鳥(もず)・古市(ふるいち)古墳群の世界文化遺産への登録が決定されたことを記念した登録記念キャンペーンを実施することを発表しました。

「百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録記念キャンペーン」を実施します|南海電鉄

概要は以下の通りです。

●ラッピング列車概要:
・運行期間:
2019年7月21日(日)〜2020年6月30日(火)(予定)

・運行区間:
南海本線・空港線(難波駅〜和歌山市駅・関西空港駅間)
7月20日(土)の運行開始セレモニー当日は高野線を特別運行。

・対象列車:
1000系6両1編成

・デザイン
nankai_1000_haniwa_wrapping
▲百舌鳥・古市古墳群世界文化遺産登録記念キャンペーン ラッピング列車イメージ
(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190709.pdf)より引用)

●ラッピング列車運行開始記念セレモニー:
・日時:
2019年7月20日(土) 12:00〜12:30
・場所:
難波駅 4番線降車ホーム


●セレモニー当日の記念イベント:
・ラッピング列車内イベント:
難波駅に停車したラッピング列車の車内で、百舌鳥古墳群に関するパネル展示や、ハニワ課長・ハニワ駅長との記念撮影会を実施。
時間は11:30〜11:55

・ハニワ駅長と行く古墳ツアー:
ラッピング列車に難波駅から三国ヶ丘駅まで乗車し、仁徳天皇陵古墳周辺を巡るツアー。
詳細は、南海電鉄おでかけ情報サイト「otent(おてんと)」を参照。
いっぱいおでかけotent | 大阪・和歌山のおでかけ情報


●共通デザインロゴマーク掲出:
南海電鉄・近畿日本鉄道・阪堺電気軌道・南海バスの4社で、共通デザインのロゴマークを車両の全面は側面に掲出して運行。
mozu_furuichi_logo
▲ヘッドマークデザイン例
(上記発表資料(http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/190709.pdf)より引用)

・掲出車両:
南海電鉄・・・
(南海線)1000系、3000系、8300系各1編成(いずれも6両)
(高野線)6200系2編成(6両)
近鉄・・・6020系1編成(3両)
阪堺・・・1001形(堺トラム)3両、501形2両
南海バス・・・堺・東山営業所の路線バス約100台



その他詳細は、上記発表資料をご覧下さい。



先日、下記エントリーでご紹介したように、「世界遺産・仁徳天皇陵古墳シャトルバス」の運行開始をご紹介しました。
参考:【南海バス】「世界遺産・仁徳天皇陵古墳シャトルバス」運行開始を発表(2019.7.6〜12.29) : 阪和線の沿線から

この時は、ユネスコ世界遺産委員会での登録可否の審議前でしたが、この度めでたく世界文化遺産としての登録が決定されました。
お知らせ ≫ Blog Archive ≫ 「百舌鳥・古市古墳群」の世界遺産一覧表への記載決定について(令和元年7月6日更新)


沿線に仁徳天皇陵古墳を擁する南海電鉄なので、今回の登録を契機にキャンペーンを行うと思っていたら、早速ラッピング編成の運行開始が発表されました。
ラッピングをみてみると、百舌鳥古墳群のある堺市の伝統産業・伝統文化などが、「南海ハニワ駅長」とともにラッピングされており、かつて堺市に住んでいた私としても、是非とも見ておきたいラッピングと感じました。

この「世界文化遺産登録記念ラッピング」編成ですが、通常は南海線・空港線で運行されますが、運行開始初日の7月20日(土)に限って、高野線で運行されるとのことであります。
こちらのエントリーでご紹介した浅香山橋梁なんかは、編成の全体が撮影出来たりするので、当日は多くの撮影者で賑わったりするのかな、とも思ったりしたニュースでありました。



●関連ブログ:
【南海・近鉄】世界遺産登録記念!ラッピング列車を運行へ | いまどきの鉄道サイトの作り方



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