国鉄【EF66】~世界最大出力~ | 昭和の鉄道写真&平成からの再出撃

1975・1976 (昭和50・51)年  EF66 撮影分からです

 

EF66形電気機関車(0番台)

1968(昭和43)年~1974(昭和49)年  55両製造

 

落成当時、その出力は世界最大だった。

雑誌やプラモデルにも[世界最強!]という表現も使われていた。

 

なぜ、そこまでの出力を必要としたのかは

やはり高速道路を行くトラック輸送に対抗するため。

 

 

 

■EF66 14号機   岡山 旭川橋梁

「世界最大出力を演出する為に ズーム流し」ではありません。

ただ単に ブレてしまっただけです。

 

 

 

■EF66 + レサ10000系貨車

                     特急貨物列車「とびうお」「ぎんりん」  岡山 旭川橋梁

1966(昭和41)年、

試作機EF90での鮮魚列車運用実績が好調だったので

量産機の製造が始まる。

 

 

 

 

 

■EF66 0番台 一次車   総持寺踏切 跨線橋

かなり慌てて撮ってますね(´艸`*)

現在の跨線橋との姿の違いが分かる1枚には なりましたが。

 

一次車:1号機~20号機は 運転席上部に「ひさし」が無かった。

その後1974年以降からの全検時に「ひさし」取り付けが行われた。

 

だが、大宮の鉄道博物館に展示されている11号機だけは

なぜか取り付けが行われなかった。理由は分かりません。

 

 

 

 

 

■EF66 35号機   高島貨物線 横浜 生麦付近

まだ横浜羽沢駅へのトンネルが作られる前でした。

歩行者用の踏切があった頃の写真です。

日本製粉向けのホキ2200形貨車を牽引しています。

栃木の小山工場から

高島貨物線 東高島駅に隣接する横浜工場への列車だった様です。

 

いつも、高島貨物線ではEF15しか見ていなかったので

かなりビックリした記憶があります。

 

 

◆そして、35年ほどの「非鉄時代」を経て再び鶴見川橋梁へ。

そこには。。。

 

■EF66 35号機  3461レ  2011年9月10日

35年前に撮った同じ機関車がまだ走ってた。

この姿には 本当に驚きました。

 

再びカメラを持つようになって1ヶ月ほど。

事前情報なども まだ分からない中だったので、

運命的なものを感じるくらいの出来事でした。

 

 

◆しかし、このEF66 35号機も数年後には廃車。

 

だが。。。

 

 

■EF66 35号機  京都 鉄道博物館     撮影:おでこちゃん

保存された。

もう、これは確実に運命です。

再会しに行かないとね。

 

 

 

 

■EF66 27号機  高島貨物線  2015年9月5日

「世界最大」でビックリして、

EF15かと思っていたらEF66でビックリして、

35年振りに同じ機関車を撮ってビックリして、

京都 鉄道博物館に保存されてビックリして、

根岸タンカーの代走に入って ビックリして。。。

 

何かと血圧が高くなる機関車です(笑)

 

 

このシリーズ、おしまいm(__)m