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ビジネス5両+エグゼクティブ5両の堂々たる急行Mataram

ダラダラ続けているレバラン臨シリーズですが、こうしてみると細かい部分でかなりの変化があったわけなのです。ひとえに、ステンレス客車の大量増備ということになりますが、そのあおりで新型からボロに戻ってしまったという例が、こちらのMataramです。Pasar SenenとLempuyangan(ジョグジャ)を結ぶ毎年レバランお馴染みの臨時列車で、当初のオール2&3Ekonomiから、Ekonomi Premium、そしてEkonomi Premiumステンレスと年々進歩を遂げていたわけですが、今年からはBusnis+Eksektifということで、等級上は格上げされているのですが、車両はボロの吹き溜まりに;;

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来年にはオールエグゼクティブになるのか??

しかし、実はこの組成になってから、毎日運転の臨時列車となっており、今年の2月から地味な再スタートを切っていたのです。私としては、別になんかの機会に撮ればいいと思っていましたので、今更のアップになってしまいましたが・・・。だいたいジャカルタ到着が日没間際ですし。

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食堂車を境に後ろ5両がエグゼクティブ
どれもArgo崩れのYK余剰車でした

臨時列車といえば、これまで何度かアップしているような安直なネーミングが多いですが、Mataramはかの有名なプランバナン寺院を建立したマタラム王国にちなむもので、臨時列車にしてはたいそうな名前を名乗っているわけで、今回の毎日運転の臨時列車化は当然の流れ、だったのかもしれません。しかも、今回K1が連結されたことで、気になるのはこの列車の今後です。長い目で見れば、K2は廃止の方向ですので、オールK1となるのか、K3P+K1となるのか(この場合、混色確定??)。全車ならばPasar Senen発着で初のオールエグゼクティブクラスになりますし、後者の場合、Senja Utamaシリーズと全く同じになります。今後、ごのような進化を見せるのか、非常に楽しみな列車です。ちなみに、外国人観光客が多く利用するGambir発のジョグジャ方面の特急は非常に混雑しますので、このようなスネン発のエグゼクティブは、非常に穴場と言えるでしょう。

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やっつけなサボ
従来のPremium表記が消されています

今回の編成は以下の通り
・K2 0 82 53 YK, K2 0 80 26 YK, K2 0 65 05 YK, K2 0 78 02 YK, K2 0 80 10 YK, M1 0 82 07 YK, K1 0 99 09 YK, K1 0 99 13 YK, K1 0 96 06 YK, K1 0 08 06 YK, K1 0 65 02, P0 67 05 YK

いずれもSenja Utama YKや、Taksakaへのステンレス車投入で余剰になった車両ですね。

鉄道コム

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