撮り散らかし鉄の記憶

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JR東日本 弘前(2019.6.11) 国鉄メーク気動車 キハ40、キハ48 普通 鯵ヶ沢行き

2019年07月06日 21時57分27秒 | JR各社
6/11に、JR東日本 奥羽本線 弘前駅で国鉄メーク気動車キハ40系で運転される五能線の普通列車を撮りました。
キハ40系は、1977~82年に旧国鉄で888両が製造され、ローカル線を含めて日本全国で活躍しました。
急行形気動車同等の大型車体が採用され、従来のキハ10系、20系気動車に比べて、客室設備の改善や走行機器の刷新などが図られていました。
キハ40系の内、客用の片引き戸を車端部2か所に設置した両運転台がキハ40形、片運転台がキハ48形になります。
国鉄時代に事故廃車となった1両以外の全車がJRに継承され、引き続き活躍していましたが、近年は後継車の登場とともに引退が進んでいます。

五能線の普通列車は、秋田車両センターに所属するキハ40系を中心に運用されています。
2003~16年に6両が国鉄メーク気動車として首都圏色と呼ばれた朱5号のオレンジ色に復刻塗装されています。
JR東日本秋田支社のホームページには、国鉄メーク気動車の運用情報が掲載されています。
しかし、2020年度には新型電気式気動車GV-E400系が導入される見込みで、キハ40系も置き換えが進むようです。

1枚目は、弘前駅を出発するキハ40-2018の普通 鯵ヶ沢行きです。
国鉄時代を彷彿とさせる3両編成です。
2000番台は本来は暖地仕様ですが、例外的に4両が寒冷地の五能線で運用されています。



2枚目は後追いで、キハ48-505です。
500番台は、寒地仕様の車両です。



3枚目は、弘前駅に停車中に撮った3両編成の中間に連結されていたキハ40-1006の車番と「弘前-鯵ヶ沢」のサボです。
サボの掲出も、国鉄時代を彷彿とさせます。
1000番台は暖地仕様2000番台の内、烏山線向けにトイレを撤去するなどの改造を行なわれた車両です。
1006のみは、後に1990年に耐寒耐雪改造を受け東北地区に転出しています。




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