撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

津軽鉄道 津軽五所川原(2019.6.11) オハ46-3、ナハフ1202、1203 留置車

2019年07月03日 23時53分53秒 | 中小私鉄
6/11に、津軽鉄道 津軽五所川原駅で留置中のオハ46形、ナハフ1200形を撮りました。
津軽五所川原駅では、津軽五所川原機関区が隣接しているため構内には色々な車両が留置されています。
ホームから機関区側には、休車と思われる客車が留置されています。

オハ46形は、1983年に当時の国鉄からオハ46-2(旧国鉄オハ46-2612)、オハ46-3(旧国鉄オハ46-2662)が、オハフ33-1(旧国鉄オハフ33-2520)と共に譲渡されています。
オハフ33形は、1939~48年に当時の鉄道省、国鉄で600両以上製造された三等緩急車、オハ46形は1955年に国鉄で60両製造された軽量形三等車です。
津軽鉄道に譲渡後は3両ともダルマストーブが設置され、ストーブ列車として運用されています。

ナハフ1200形は、現在の西武新宿線、国分寺線、西武園線に相当する路線を運営していた旧西武鉄道にて、1927年に登場した制御車クハ600形になります。
武蔵野鉄道と旧西武鉄道が合併した西武農業鉄道(後の現・西武鉄道)発足後の1948年にクハ1151形に改番されました。
阪急600形などと同様に、全長17mの全鋼製車体で、深い屋根、前面と側扉上のアーチ形の水切り、おわん形ベンチレーターが特徴の川造形と呼ばれる車両になります。
津軽鉄道には1965年にクハ1157、1155、1158が譲渡されて客車化され、ナハフ1200形1201~1203となりました。

1枚目は、津軽五所川原駅に留置中のオハ46-2です。
オハフ33-1、オハ46-3はストーブ列車として、現在でも活躍していますが、オハ46-2は使用されていないようで塗装などの痛みも目立ちます。
屋根にはストーブ設置の名残で煙突が突き出ているのが目立ちます。



2枚目は、同じく留置中のナハフ1202です。
見た目には電車そのもので、ディーゼル機関車や気動車に引かれて運用されているのを見てみたかったです。



3枚目も、同じく留置中のナハフ1203です。
ナハフ1201は輸送量の減少により1995年に廃車となりましたが、ナハフ1202、1203は在籍しているようです。
しかし、長期間、留置されているために錆が目立ち、再稼働は難しいようです。






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