【旅】観光列車「あめつち」(JR西日本)に乗ってきた⑥(お食事と車内販売) | 鉄・食・旅 つれづれ日記 〜観光列車乗車記・美味しいお店訪問記・フェリー乗船記〜

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観光列車「あめつち」乗車記6回目です。

(前の記事はこちら

 

image

 

出雲市を出発、運転停車の直江駅で

予め注文しておいたお食事が配られるというところまでが、

前回の流れです。

 

今回乗車したあめつち 鳥取行(下り)は、

2種類のお食事が予約できますが、両方とも注文しておきました。

imageお食事の事前予約方法は、乗車記①に詳しく書いています。

(乗車記①はこちら

 

★今回は、このお食事の内容をご案内します★

 

●山陰の酒と肴 (→予約サイト

松江の老舗のお弁当屋さん、

一文字家さんが作ったおつまみ弁当です。

 

「おつまみ」と言っても、山陰の山や海の幸がいっぱい詰まっていますのでご飯のないミニ弁当です。

パッケージもあめつちのオリジナルです。

 

お酒が飲めない方も十分満足できる内容でした。

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蓋をあけると色鮮やかで、

食欲がそそる盛り付けです。

【右】

島根牛のローストビーフ 野菜添え

出雲地方で飼育された牛で、

「しまね和牛」

と言われているそうです。

各種賞を受賞しているとのこと。

日本海産あなごの玉子巻き

日本海の荒波でもまれ、身がしっかりしており皮まで味があるのが特徴の日本海産あなごです。

長芋のおかき揚げ
山陰地方の長芋は粘りっけがすごくて有名ですね。

●スズキの塩焼き

●甘エビの空揚げ
「空揚げ」=からあげ ですね。

出雲そばの素揚げ

 

【上】

大山鶏のチーズ焼き(二色のパプリカとレモン添え)

大山のきれいな空気で育った健康な鶏が大山とり。

これも有名な鶏です。

 

【下】

●松江津田蕪漬け

松江市津田で作られる蕪(カブ)を漬けたもの。

「まが玉状」の赤カブが津田蕪と言うそうです。

 

【左】

●野菜の炊き合わせ(菊人参、水蕗、椎茸、こんにゃく、かに真薯

真薯とは、レストランバスのメニューで出てきた名前ですね。

カニの身を山芋や出汁などでツミレ状にして揚げ焼きにしたものです。

●一文字家謹製 いかの塩辛

 

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アルコールが一本ついてきます。

お酒の「花かんざし」または松江地ビール「ビアへるん」を選べます。

 

もちろん、私は日本酒。

オリジナルラベルでかつ、

瓶も水色なので「あめつち」にとても良くあっています。

 

お酒の銘柄は、

松江市の米田酒造 「豊の秋 純米吟醸 花かんざし」

http://www.toyonoaki.com/

 

これと同じお酒は、車内でも購入できます。

もちろん、空き瓶はお持ち帰りです。

 

ちなみに、「ビアへるん」とは、

松江市出身の文豪、小泉八雲が「へるん」と言われていたところからの命名だそうです。

http://www.shimane-beer.co.jp/index.html

このビールも車内で購入できます。

 

 

●松江の和菓子の詰合せ (→予約サイト

松江市の創業明治7年の老舗和菓子屋、彩雲堂さんが作った「あめつち」オリジナルのセットだそうです。

もちろん、こちらにもオリジナルのラベルが付いています。

開けると・・・
お菓子は真空パックに入っていますので、
生菓子ですが、数日間は日持ちするので持って帰ることができます。
 
●特製生菓子 「あめつち」 【右下】
イザナギ・イザナミが天沼矛(アメノヌボコ)で大地を創造した神話をもとに創作した特別の和菓子です。
 
●不昧菓 「舟つきの松」 【左下】
松江藩主の松平治郷公の正室、静楽院が植えられた松をモチーフに創作された和菓子です。
ちなみに松平治郷公を不昧公というそうで、「不味い」って意味ではありませんw
 
●代表銘菓 「若草」 【上】
ここのお店の代表銘菓だそうです。
松平治郷公の御歌、
「曇るぞよ 雨振らぬうちに 摘みてこむ 栂尾山の 春の若草」
からちなんだ名前だそうです。
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松江の老舗お茶屋「中村茶舗の煎茶」が付いています。
専用のカップに入れられて、お茶は温かいです。
車内ではこれだけの購入はできません。
●車内販売メニュー
2号車の販売カウンターで購入することができます。
車内移動販売はありません
営業開始は、玉造温泉到着前くらいからで、営業終了は鳥取駅到着の約20分前まででした。
 
営業開始時間が遅いのは、お弁当の配膳をしてからになるのが原因と思われます。
 
なにせ2名のアテンダントで2両編成ですからね~大変です。
 
メニューは、ホームページに記載されています。
もちろん、車内限定マークのものをおすすめです。
 
あとは、鳥取駅や出雲市駅などの駅構内のセブンイレブン(お土産コーナー)でも売っていましたので慌てて買う必要はないかもしれません。

 

私の購入した商品です。

●味付 豆あじ

お酒のアテに購入したもので、小さな鯵を乾燥させたいわゆるおつまみです。特に山陰が・・・ではないとは思います。

 

●そのままたべるきのこ

名前に興味があって購入しました。

他にも数種類シリーズがあるようです。”甘いきのこ”で美味しかったです。

https://www.k-siitake.com/product/2015/12/post-49.shtml

 

●しめ縄飾り

出雲大社の大しめ縄を作った職人さんが手がけたミニサイズのしめ縄です。

ちなみに縁起のいい装飾が付いているものが「しめ縄飾り」と言うそうです。

真ん中の「福」の部分が違うものや紐の部分の色が違うものがあり、どれにしようか悩んでいましたら、

アテンダントさんが、「他にも種類があるので出しましょうか?」

と色々出していただき、納得したものが購入できました。

お土産用に購入しました。

 

 

●たまごぷりん

正式には、「たなべのたまごぷりん」と言うようです。

島根県雲南市吉田町で水と餌と平飼いにこだわった、

たなべ森の鶏舎の「たなべのたまご」を使ったプリンだそうです。

 

すごく味が濃厚で美味しかったです。

http://www.tanabeco.com/foods/egg/brand/sweets.html

 

 

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もちろん、袋もあめつちのロゴマーク付き。

 

ちなみに、JR西日本の観光列車、

 

車内販売などは自前で運営せず、

沿線地域の観光協会や会社に委託されている場合が多いのです。

 

あめつちの場合は、

「JR西日本山陰開発株式会社」という会社で、

他社ではあるものの子会社という身内に近い会社に委ねている点は、それだけ「力を入れている」ということでしょうか?

 

▼プレスリリース

  観光列車「あめつち」の車内販売について

    http://www.wjrsd.co.jp/cgi-bin/rus7/info/view.cgi?d=31

 

JR西日本山陰開発株式会社は、

駅内のコンビニ(セブンイレブン、お土産屋)、鳥取・松江のシャミネ(ショッピングセンター)などを運営している会社です。

 

車内販売のレシートも「あめつち」のロゴマークが入っていました。

 

これも記念になる??(笑)

 

 

さて、列車はまだ序盤戦です。

まだまだ旅は続きます。

 

いつもいいねを頂きありがとうございます♪

もうしばらくお付き合いくださいね~

(次はこちら

 

 

 

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