JAM国際鉄道模型コンベンションに出展ジオラマ「最終調整」(1)【Nゲージ敷設工事43】

ジオラマ

2019年8月に東京ビックサイトで開催される国際鉄道模型コンベンション(JAM)に出展する、分割式ジオラマ「情景」の最終調整を行っています。
本来であれば6月に行いたかったのですが、只今、仕事の方が多忙を極めており、仕事が約2ヶ月遅れです。
そのため、ジオラマの作業ができず、7月にずれ込んでしまっています。
ただ、ジオラマの方も、仕上げなくてはなりませんので、最終調整に取り掛かることに致しました。


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すでに80%ほどは完成しており、走行テストなども終わっております。
よって、今の状態でも出展は可能なのですが、細かい所の設置・増設などを行いまして、少しでも完成度を高める最後の調整と言う事になります。

まず「滝」の周りです。
滝は、グロスポリマーメディウム、ジェルメディウム、モデリングペーストの水系用三種の神器をフル活用致しまして、何重にも塗り重ねてきました。
その結果、だいぶ「テカテカ」に光り輝く状態となり、水が流れているなと言う雰囲気には近づきました。
しかし、滝の部分、那智の滝のように、まっすぐ水がストンと落ちる滝にすれば、より印象が滝だと言う事になったのでしょうが、多少、斜めに流れる滝にしてしまったため、これがまだ、よくわからない、ただの斜面とも見間違える状態になってしまいました。
そのため、いくら三種の神器を駆使して塗っても、バッと見で滝だと分からない可能性があるため、最後は「ホワイト」で水の流れが速い部分・激しい部分を塗りました。

ジオラマの滝

人間の目で見ると、滝だなとわかるのですが、写真で撮影すると、今までは滝なのか?、わからない状態だったのですが、ホワイトニングしたことで、写真でも、だいぶ、滝だとわかるようになったと思います。
インスタ映えではありませんが、このようなところが、重要ですのでね。

滝は、上段の滝と、下段の滝と2箇所
下段の滝は、堰堤と申しましょうか、砂防ダムのようなかんじの、人工コンクリートの広い滝なのですが、そこも、水の流れが弱かったので、下記のようにホワイトで塗りました。

コンクリートの滝

微妙ですが、なんとか、滝であると言う雰囲気にはなった思います。
実際には、3線通る、鉄橋の下にあるので、もともと、滝がわかりにくいので、まぁ、これで良いかなと言う感じです。


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あと、空き地スペースの最終調整も行いました。
もともと、空き地には「農家」の家を置こうと思っていたのですが、どうしても、線路と山に阻まれて、アクセス道路が無理なのです。
人間が歩ける程度の細い道でもと、考えましたが、無理でした。
それでも、ポツンと一軒家ではありませんが、家だけでも、置こうと思いましたが、やはり、違和感があるのは、避けたいところです。
よって、農家を置くのはあきらめました。
その代わりに、最初は「畑」を置こうと思っていました。


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しかし、畑ですと、あぜ道と申しましょうか、結局は、道が必要ですよね。
そのため、最終的に「池」を置くことにしました。

例によって「池」は、100円ショップで購入した、青色の透明プラ板(透き通っている青色のプラスチック板)を使用します。
適当な大きさに、ハサミでカットしました。

ジオラマの池の作り方

ちょっと、池にしては、青すぎるとは思いますが、前述の水系のように、川や滝や池に見えないと、よくありませんので、その当たりは妥協しています。
これで、まぁ、池だと分かって頂けると存じます。
青の透明プラ板を、そのままポンと置いて、板じたは固定していません。
板の周り、すなわち、池の周りに、たっぷりと大きめのフォーリッジ・クラスターをボンドで固定して、板(池)を抑え込む作戦です。
そもそも、ボードの下地もあるので、少し深みのある池の色になったのではと思います。

鉄道ジオラマに池を設置

これにより、道が無くて、人間が辿り着くことが難しい、秘境の池のような感じになりました。

あと、お城の広場の遊歩道部分に、木道を設置しました。

ジオラマ木道

この木道は、お世話になっております、ジオラマの先生「宮澤先生」が手作りなさって、タダだ頂いた木道と言うか、もともとは、木の橋です。
せっかく頂いたので、活かすため、設置させて頂きました。
これで、より、城址公園と言う雰囲気も出たと思います。
ありがとうございます。

あと、城址公園に、静態展示できる線路があります。
最初は、1/150スケールの子供用おもちゃとして発売されている合金SLのD51を置こうと思って購入しました。
しかし、SLは、さすがDタイプですと、大きいんですよね。
やけに、SLが大きすぎて、目立ってしまいます。
実際に、D型は大きいので、しかたないところなのですが、小さなSLが見つかれば小さいSL、なければ、路面電車など小型の車両を静態展示したいと考えています。


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走行系の調整ですが、不要なポイントを減らしました。
前回、リハーサルも兼ねて、相模原鉄道模型クラブのメンバー様に、運転会として、様々な車両で走行して頂いた際に、一部の車両が、ポイント通過後に脱線すると言う現象が、5%くらいの確率で発生しました。
私が所有している車両ですと、トミックスのNゲージ車両は問題ありません。
ただし、カトーのSLは脱線すると言う現象を把握していました。
運転会でも、やはり、カトー製の車両が脱線していたと思います。
もちろか、カトー車両のすべてが脱線すると言う話ではなく、カート車両の中でも一部ですし、トミックスでも脱線するかも知れません。
こればかりは、レールとの相性もあるものと推測致します。
しかし、東京ビックサイトでは、できれば、会場にお越し頂きました皆様ご持参の車両でも、運転して頂ければと願っていますので、脱線する要因は減らしたいところです。

そのため、まず、ボード拡張時ようの渡り線へとつなげる、ダブルスリップポイントは撤去して、通常のポイントにしました。
また、下記のダブルクロスポイントも、実際に、稼働させることはないため、いわば「飾り」的な要素でしたので、撤去することにしました。

ダブルクロスポイント

ただし、いつでも、ダブルクロスポイントに戻せるように、電動装置のポイント駆動ユニットや、配線は、そのまま残しております。

ダブルクロスポイント撤去

そして、通常のワイドレール複線に、交換致しました。

ワイドレール複線

これで、脱線することは無いでしょう。
と申しましょうか、これでも脱線する場合には、99%は車両側の問題であると申し上げたいです。

ひとつだけ、良いことが増えました。
もともと、狭いレイアウトであるため、リレーラーを置いて、線路に車両を載せられる場所があまり無かったのですが、この複線部分で、載せられる状態になりました。


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あと、細かい所では、紅葉も増やしていますが、更に、調整と言う事で、例えば下記のように道路わきの標識なども、適当な場所に、設置しています。

ジオラマ標識

標識類は、とにかく細いので、そのうち、折れて、紛失しそうですが・・・。

あとは、残りの細かい部分の調整などを行い、最後には、宇都井駅や、その他岩盤・コンクリート部分などの「ウェザリング」(汚し塗装)と、人間(人形)の配置などを最後の段階で施したいと思っています。

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