国鉄【EF58】~1号機 60号機~ | 昭和の鉄道写真&平成からの再出撃

1975・1976 (昭和50・51) 年 EF58 撮影分からです

 

◇EF58形電気機関車

   1946(昭和21)年~1955(昭和33)年  172両製造

 

31号機落成まではEF15同様のスタイルで「旧EF58」と呼ばれた。

その後、暖房用ボイラー積載の為などの理由もあって、

32号機からは半流線型の車体で落成。

後に1号機~31号機も 同様の車体に積み替えられる。

 

 

■EF58 1号機   品川駅

その暖房用ボイラーから蒸気が出ている。

そして給水も行われていた。

おそらく、牽引しているのは旧客だったのかな。

私が撮影を始めた頃は 特急列車牽引からは引退して、

急行列車・団体臨時列車の牽引が 主な運用でした。

 

 

 

 

■EF58 **号機  臨時特急「あかつき」    岡山 旭川橋梁

私が撮影出来たEF58牽引の 唯一の特急列車。

14系座席車を使った多客期の臨時列車だった。

 

 

 

 

 

■EF58 105号機  急行「天の川」   上野駅

機関車次位に オユ10形貨車連結の10系寝台客車編成。

 

 

◇つらら切り&スノウプロウ&ホイッスルカバー装備の「上越型」。

スノウプロウ効果がよく分かる1枚になりました。

 

 

 

 

 

 

 

■EF58 95号機  寝台急行「銀河」    東京駅

こちらは10系寝台客車から20系寝台客車に置き換わった。

1号機には付いていないスノウプロウ取り付け台座があります。

 

 

 

 

 

■EF58 **号機  上野駅

テールライトを点灯させて、「上野駅名物」の推進回送をするところ。

子どもの頃は

「なんでわざわざバックしていくんだろう」と不思議だった。

 

 

 

 

 

■EF58+12系客車 団体臨時列車   鶴見川橋梁

当時、団臨といえば このスタイル。

今の様にジョイフルトレインもないし、

運用から外れた波動用編成もなかったですからね。

 

「多客期の波動用」に「電車」を所有すると経費が掛かる。

なので「客車」だった様です。

しかも「盆暮れ正月」の多客期は貨物機が暇なので

12系客車は貨物機でも牽引出来る事を前提にしていたそうです。

合理的だよなぁ、JRさんも こうしない?

 

 

 

 

■EF58 60号機  荷物列車   川崎駅

この撮影の2年前、1973年に「お召指定解除」になってました。

なので、ほぼ原形をとどめているようです。

この川崎駅にはブルートレインを撮影しに来ていました。

まさかの60号機の留置。

駅員さん数名も 物珍しそうに見学してました。

 

 

 

 

■EF58 荷物列車   鶴見 生麦付近

東海道旅客線を走っていた荷物列車。

 

◇その最後尾は  ワサフ8000形    横浜駅

ホームには 荷物運搬台車も写ってます。

上野駅の写真に写っている台車と同じ物の様に見えます。

 

 

 

 

 

■EF58重連  荷物列車   鶴見川橋梁

有名な列車だったんですよね。

もうちょっと ちゃんと撮りたかったな。

 

 

 

 

 

 

■EF58  荷物列車   鶴見川橋梁

いつもは東海道旅客線を走っている列車だが

この時は なぜか東海道貨物線本線での撮影。

もう陽が暮れてますよね。

おそらく夕方の下りブルートレインを撮りに来たのでしょう。

ヘッドライト点灯のEF58の写真は この1枚のみです。

 

 

【EH10編】へ続きます(^_-)-☆