撮り散らかし鉄の記憶

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弘南鉄道 平賀(2019.6.11) 旧東急 6000系中間車 倉庫

2019年06月27日 23時13分21秒 | 中小私鉄
6/11に、弘南鉄道弘南線 平賀駅で平賀検車区の構内に倉庫として利用されている旧東急6000系の中間車を撮りました。
東急6000系は、1960~61年に5200系に続くセミステンレス製車体で登場しています。
電装品の違いにより1960年に登場したA編成(4両編成×1編成)、B編成(4両編成×1編成)、1961年には量産的にC編成(4両編成×3編成)が登場しています。

6000形は、5000系、5200系の非貫通スタイルから大きく変化して、中央に貫通扉が設置されています。
また、東急で初めて両開扉が採用されています。
当初は東横線で運用されていましたが、後に田園都市線、大井町線、目蒲線などでも活躍しています。

1986~89年に東急では全車引退し、1988~89年にC編成の内2編成分8両が弘南鉄道に譲渡されました。
先頭車4両は大鰐線に2両編成×2編成が登場しています。
一方、中間車は弘南線の平賀検車区、大鰐線の津軽大沢車両検修所で倉庫として使用されました。
平賀駅から外に出て平賀検車区の周りを見ましたが、3両の中間車が倉庫として利用されているのを確認しました。

1枚目は、弘南線の本線の近くに設置されたデハ6105の車体を利用した倉庫です。
屋根に雪が積もりにくいような配慮だと思いますが、トタン製の三角の屋根が乗っていて、建物と化しています。



2枚目は、平賀検車区の建物の西側に並んでいる手前がデハ6108、奥は車番不明の車体を利用した倉庫です。
こちらもデハ6105の車体利用の倉庫と同様に、トタン製の三角の屋根が乗っています。



3枚目は、デハ6108の車体を利用した倉庫の中央部です。
良く見ると、両開き扉の延長上の車体に切断跡が見られます。
理由は不明ですが、倉庫として利用中に劣化で車体が割れたのか、何かの理由で車体を切断したようです。




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