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阪急今津線では、阪神競馬場での競馬開催日に今津線仁川駅始発の梅田行き臨時急行列車(通称:馬急)が1日あたり3〜11本程度運行される。しかし、この列車をめぐり阪急今津線・阪急神戸線沿線では心無い人たちによる問題が頻発している。

6月23日には、遂に逮捕者が出るという異常事態までもが発生した。
事件があったのは臨時急行梅田行きの2本目、この列車は現在5000系で唯一8両編成を組む5000編成で運行され沿線では多くの鉄道ファンが撮影のため集まった。

【画像】阪急今津線の臨時急行(2016年桜花賞前後の臨時急行のもので、今回の事案とは関係ありません。


この列車で発生したのは「紙貼り」。言うなれば列車先頭部にある乗務員室直後の客室からパネルのようなものを乗務員室から車外に見えるように「掲示」、沿線撮影地で撮影を妨害した。この張り紙騒動はこの列車が運行されたほぼ全区間に渡り続いた模様である。

前回6月16日には8000編成で運行された臨時急行で『走行中の列車内』からパネルのようなものを車外に出して掲示する明らかな危険行為が発生、掲示されたものの中には特定のTwitterユーザーを騙った内容のものが含まれていました。

それだけでなく、西宮北口駅付近では線路内に立入った人の影響で緊急停車が発生するなどタイミングが悪ければ人身事故に発展しかねない一幕もあった。

そして、十三駅では最悪の事態に発展した。
これに関する複数のツイートによると、本日2回目となる5000編成の臨時急行(通算11本目)において男が十三駅で一般の乗客に暴行し、さらに取り押さえようとした人や駅員にも暴行を加えた。男は、駆けつけた警察官によって現行犯逮捕されたということです。さらに、この逮捕された男が以前から阪急今津線の臨時急行の車内で紙出し等の迷惑行為・危険行為を繰り返ししていたとの情報があり、その範囲は阪急以外の線区でも確認されているとのこと。

補足記事:【阪急ほか】6月23日の事件、過去にも起きていた・・・。(2019年6月26日投稿)

一部の心無い人の身勝手な行為で鉄道ファンのみならず、今回の場合は宝塚記念を楽しんだ多くの競馬ファンにも泥を塗っているようなものだといえる。この手の事案は模倣犯や愉快犯も多い。今後そのようなことが起きないことを祈るばかりだ。



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