直江津(新潟県上越市) | WALKING SHADOW

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前回の新清水トンネルとほくほく線で向かったのは新潟県上越市の直江津

 

古くから越後国府・越後国分寺が置かれ越後の中心として機能しており、特に戦国時代の上杉謙信の支配下では大いに繁栄しました。

そして鉄道が敷かれると北陸本線と信越本線との結節点となり、日本海側の東西日本の境界駅として高い知名度を誇りました。

 

 

しかし2015年の北陸新幹線延伸で広域拠点としての役割は終焉を迎えました。

第3セクターのえちごトキめき鉄道(旧北陸本線・信越本線)の管理駅となっています。

 

 

 

 

まずは直江津名物の駅弁、鱈めしを食します。

 

 

 

お腹を満たしたのでぶらぶらスタート。

 

 

森鴎外の名作『山椒大夫』の舞台となっています。

 

 

 

 

 

松尾芭蕉も訪れています。

 

 

 

 

 

こちらは与謝野晶子の句。

 

 

親鸞が流されたのもここ直江津でした。

 

 

ここ居多ヶ浜のパノラマも撮影。

天気だけでなく雲も味方してくれました。

 

 

続いて越後国分寺の後継として上杉謙信が移転させた五智国分寺へ。

親鸞ゆかりの寺です。

 

 

ついにご本人。

 

 

 

 

 

またまた芭蕉。

 

こちらは居多神社。越後一宮です。

 

 

次は光源寺。写真が高浜虚子の句碑しかありませんでした。

武田信玄と戦ったことで有名な村上義清が建てた供養塔もありました。

 

 

かなり西へ歩いたので直江津駅方面へ戻ります。

 

 

線路の近くに「御館」の跡地があります。

言うまでもなく上杉謙信死後の内乱「御館の乱」の舞台です。

謙信の死と内部抗争で越後の衰退は決定的となりました。

2009年の大河ドラマ『天地人』で取り上げられていたこともあり筆者も足を運びました。

 

 

最後に上の写真の指示通り春日山城方面を眺めてみました。

 

 

今度は高田にも行きたいものですね。

 

 

直江津は美しい海に裏打ちされたゆったりとした風格のある街です。

また、少々マニアックではありますが歴史好きにとっては堪らない場所です。

 

この後青海川駅に寄るため直江津での滞在時間は僅か二時間でしたが、4年近く経った今でも忘れられない素敵な二時間でした。

 

 

 

 

 

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