撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

琴電 片原町(2019.6.16) 旧京王1105、旧京急1306 並び

2019年06月21日 22時27分40秒 | 中小私鉄
6/16に、琴電琴平線 片原町駅で旧京王1100形、旧京急1300形の並びを撮りました。
琴電1100形は、旧京王5000系で1963~69年に登場し、それまでの緑色の京王のイメージを一新した系列です。
1964年度には鉄道友の会のローレル賞も受賞しています。
長らく京王線の主力として活躍しましたが、1987~96年に順次、引退しました。
しかし、全長18mの3扉車のため、地方鉄道で使いやすいことから、多くの車両が琴電、伊予鉄、一畑、富士急などに譲渡されて第2の人生を歩んでいます。
さらに銚子電鉄、岳南電車などに再譲渡されて、第3の人生に踏み出した車両もあるなど、非常に息の長い車両です。

琴電には、1968年に製造されて末期まで京王で活躍していた車両が、琴平線用として1997年に2両編成×4編成が譲渡されています。
京王は軌間1372mmのため、標準軌1435mmの琴電への譲渡に当たっては、台車、主電動機は京急1000形の廃車発生品に交換されています。
琴電1300形は先の投稿でも書きましたが、2007~11年に長尾線用として譲渡された京急1000形です。

1枚目は、片原町駅で並んだ左側は旧京王で琴平線用の1106の一宮行き、右側は旧京急で長尾線用の1306の高松築港行きです。
昭和の京王、京急の代表的な形式の並びですが、関東では有り得なかった光景です。
琴平線の高松築港~瓦町駅間の複線区間は琴平線、長尾線の両線が乗り入れており、運行密度は高いです。
しかし、意外に片原町駅で並ぶことは少ないようで、琴平線、長尾線の並びも自分は初めて撮ることができました。



2枚目は順番が逆ですが、最初に片原町駅に到着する1105です。
このカーブも良い感じで、撮影名所のようです。



3枚目は、並びの後、片原町駅を出発する1305です。





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