バリアフリーへの対応が困難なことから、LSEより先に廃車となってしまったHiSEとRSE。
あまりにも短命となってしまったことから、引退を惜しむ声が当時は多くありました。

この早期廃車は残念でしたが、小田急で短命となるロマンスカーは、実は過去に多く存在しています。
近年では珍しかったというのが正しいのかもしれません。

初代ロマンスカーとされることが多い1910形、後に2000形となりますが、1700形の登場後には格下げされて1900形に編入されていますし、1700形もSEの登場後に格下げ改造されています。

そして、短命ロマンスカーの代名詞とされるのが、悲運のロマンスカーとされる2300形でしょう。
ロマンスカーとして活躍した期間は約4年しかなく、最も短命だった形式です。
SEも比較的早期に改造や一部の廃車が行われています。

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NSEやLSEは長生きしましたが、そうではないロマンスカーは意外と多いのです。
これからの動向は分かりませんが、EXEが長生きするロマンスカーとなることは間違いないと思われます。

過去を振り返ってみると、HiSEやRSEはそこまで短命でもないのかもしれませんね。