旅の始まりは金沢文庫からモーニングウィング号に乗車して品川へ向かいます。朝の通勤時間帯にわずか300円の追加で確実に座れるというのは嬉しいですよね。品川から山手線に乗り換えて東京に到着です。東京からは高速バスのニュースター号で仙台に向けて移動します。
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やって来たのはいすゞのガーラでした。車体カラーは東武グループのものですね。オリジナルカラーが消滅して少々寂しいです。定刻よりやや遅れて東京駅を出発。仙台まで5時間弱の道のりです。
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車内は夜行車と同等の3列シートで、座席にはUSBコンセントが備えられていてスマホの充電に重宝しました。途中2箇所で休憩があり、昼食を購入して車内で食べる事に。途中都内を中心に渋滞があったのですが、仙台駅には定刻より23分も早い15時24分に到着しました。
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バスを降りて少々歩いてあおば通駅から仙石線に乗り換えて多賀城駅へ向かいます。仙台駅からフェリーターミナルへ直通する路線バスもあるのですが、座れる保証が無いので多賀城駅からタクシーで向かう事にしました。205系を大改造して生まれた3100番台に乗車します。
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多賀城駅のキオスクで食料を買い込んで、タクシーでフェリーターミナルへ向かいます。到着すると今宵のお供となるフェリー「きたかみ」が停泊していました。先に就航している「きそ」「いしかり」と比べて船内は簡素化が図られていますが、昨今の需要に合わせて個室を大幅に増やしている点が特徴です。今回は簡易個室のエコノミーシングルを障害者割引で予約したので、6200円で個室に泊まれました。なおこの日は海上荒天が見込まれていて誓約書にサインを求められました。
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乗船して扉を開けると更に各個室に分かれています。白を基調としてシンプルな雰囲気ですが、なんか独房のように感じるのは気のせいなはず。
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個室内はこんな感じです。ベッドにテーブル・テレビと必要な設備は整っています。テレビは現在の船位表示やブリッジからのライブ映像なども見ることが出来ます。ちなみにこの簡易個室では飲食はご遠慮をとの事です。
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大浴場の他にシャワー室も設けられているので、他人と一緒に風呂に入るのはちょっとという方にはお勧めです。バスマットも山積みされているのでセルフサービスで敷いて使えます。折角の設備ですが公式サイトでは一切言及されていません。
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おはようございます!現在の時刻は5時過ぎです。昨晩は混雑していて撮れなかった船内各部を観察します。こちらはフリースペースですが、出港してしばらくはかなり混雑していました。個室が増えたのでフリースペースが縮小されたのでしょうか?船体の大きさの割にはフリースペースが小さいように感じました。右奥の仕切りの向こうはレストランです。値段が高いですが味は良いようなので余裕のある方は是非ご利用ください。
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乗船して最初にこのフロアに入ります。上のフロアへの階段や案内所・ショップコーナーなどが設けられています。就航して間もないので船内どこを見ても非常に綺麗です。

きたかみは定刻よりやや早く苫小牧港に入港しました。心配していた揺れは酔い止めのおかげか殆ど気になりませんでした。苫小牧港からは路線バスで苫小牧駅に移動して、室蘭本線に乗車して追分を目指します。
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追分駅では駅スタンプの押印と近隣の郵便局を訪問しました。追分駅は機関区が置かれていて、かつては石炭輸送で賑わっていたそうです。スタンプには蒸気機関車が描かれています。
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この日は悪天候で雨とともに風が強くて、折りたたみ傘の骨が曲がるという緊急事態に見舞われつつ風景印を確保出来ました。風景印にも蒸気機関車が描かれていますね。
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追分からは一区間だけ特急列車に乗車して南千歳経由で新千歳空港へ。駅スタンプは新型車両に図案が変更されていますね。新千歳空港からは快速エアポートで札幌に向かいホテルに到着。駅前にあるラーメン共和国で3種類の肉が乗った肉盛りラーメンを食したのですが、さすがに1200円は高すぎだろ…。軽く後悔しながら北海道上陸初日を終えました。

詳しくは本家のHP「http://hobbyhunter.main.jp/」もぜひご覧下さい。
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