撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

上信越自動車道 横川サービスエリア(2019.6.1) キハ57-26 カットボディー展示車

2019年06月17日 22時57分22秒 | JR各社
6/1に、上信越自動車道の横川サービスエリア(上り)でキハ57-26のカットボディー展示車を撮りました。
上田電鉄、しなの鉄道を撮った日の話題を引っ張って申し訳ございませんが、この日に撮った分の紹介です。
今回は費用の関係で往復とも、高速バスを利用しました。
しなの鉄道を撮った後、高速バスで戻りましたが、途中の横川サービスエリアに休憩で立ち寄りました。
サービスエリア内を歩いていたら、キハ57のカットボディーが展示されていたので、思わずカメラを取りに帰って撮っておきました。
前頭部の辺りは本物ぽかったのですが、客室付近は作り物っぽかったので不思議な感じでした。
帰ってから調べると、次のような経緯で展示されたそうです。

キハ57形は、キハ58系列の中で1961~62年に信越本線横川駅~軽井沢駅間(碓氷峠)でのアプト式区間の急行列車用として製造されました。
アプト式区間では自力走行や協調運転は行わず、同区間専用の電気機関車によって推進、牽引されたそうです。
上野駅~長野駅間の急行「志賀」「丸池」「とがくし」の他、アプト式区間以外の急行「ちくま」などでも活躍しました。
しかし、1963年には碓氷峠区間のアプト式廃止され、同区間を運用される急行列車の電車化により、長野機関区の急行運用でキハ58系とともに運用されていました。
その後は、美濃太田機関区、名古屋機関区、高松運転所などに転属し、最後のキハ57形は1991年にJR四国で引退しています。

一方、横川サービスエリアに展示されていた車両はキハ57-26と表示されていますが、実際にはJR九州のキハ58-624だったそうです。
有名な駅弁「峠の釜めし」を販売している会社が、1958年に販売開始した当時の雰囲気を再現するため、2009年に設置されたようです。

1枚目は、横川サービスエリア上り線の建物に入って直ぐの場所で展示中のキハ57-26の前頭部です。



2枚目は、車体部分を含めたキハ57-26のカットボディーです。
車内では、サービスエリア内で購入した飲食物をいただくことが可能なようです。



3枚目は、出入口付近のサボです。
実際に信越本線を運用されていた急行「志賀」で、レプリカだと思われます。



4枚目は、客室のモックアップで、良く似せて作られたモックアップです。
座席、網棚、窓ガラスなどのパーツは、恐らく本物からの流用と思われます。



5枚目は、客室妻面の製造銘板、禁煙表示です。
これはレプリカではなく、本物からの流用と思われます。



6枚目は、客室妻面の車番表示です。
こちらは、実際には車番が異なっていたのでレプリカと思われます。



7枚目は、表示されていたキハ57形の展示の経緯で、元々はJR九州のキハ58形であるとの旨が説明されています。








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