DL大樹夜行「ありがとう平成・こんにちは令和号」とSLファンフェスタ | マターリ日光線ヽ(´ー`)ノ

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東武鬼怒川線[大谷向駅]を通過するDL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」です。

令和元年(2019)5月1日撮影

 

平成と新元号「令和」を跨ぐ夜行列車。

DE10と14系というDL大樹編成にて運行されました。

 

皆様お久しぶりです(;´∀`)

令和元年の始まり…から幾分経ってしましましたが久しぶりの記事を。

 

近況としては撮影頻度が落ち気味ですが

最新?の撮影画像はTwitterで随時アップしていますので

そちらを御覧頂けると助かりますm(_ _)m

 

 

下今市駅へ到着する平成最後のSL大樹6号です。

2019年4月30日撮影

 

この日のSL大樹は、

DL大樹夜行に備えて”ドリームカー”込みの編成。

GWの超繁忙期という事もあり各号ともほぼ満員だった様です。

 

蛇足となりますが、

ダイヤ改正にて発着時刻の変更があったSL大樹。

SL大樹6号は2番線へ到着というこれまで無かった運用に。

 

東武日光線と鬼怒川線の分岐駅である下今市駅。

2番線は鬼怒川線・鬼怒川温泉方面(下り)へ向かう特急などが発車する番線なのですが、

上り列車が”到着”するのは初めての事だったのではないのでしょうか?

 

 

SL大樹6号運行終了後の留置線への移動。

一日の終りだなぁと感じる風景となりましたが、この日だけは別。

 

 

SL大樹6号の運行を終えた14系。

作業員さんたちの手により「こんにちは令和」ヘッドマークが貼られています。

 

DE10 1099は機関庫内で給油と整備点検。

元号跨ぎ夜行という一大イベントへ備え一休みです。

 

 

「2019 こんにちは令和」特製ヘッドマークが施された14系。

そのデザインは…それを東武がやるんかい!というオマージュでしたねw

 

 

こちらがオマージュ元。

1987年(昭和62年)に国鉄分割民営化されJR各社が発足。

そこで掲げられたヘッドマークがこちらでした。

 

昭和末期に迎えた国鉄の終焉と民営化。

DE10と14系で走るDL大樹にとって似合うのは当然なのですが…東武がやるとはw

 

 

 

DE10 1099のエンジン始動!機関庫のシャッターが開きます。

と同時に、14系の発電エンジンにも火が入り

お馴染みとなったディーゼル音が轟きます。

 

 

特製ヘッドマークを掲げDE10 1099が出庫、何時もの如く転車台へ。

 

 

平成最後の4月30日は一日雨天。

降りしきる雨のなか下今市機関区にてDL大樹編成の組成へ。

 

 

DE10 1099と14系の連結が完了。

DL大樹として初の夜行列車「ありがとう平成・こんにちは令和号」

南栗橋への送り込み回送を待ちます。

 

 

[新鹿沼駅]を通過するDL大樹・送り込み回送です。

東武鉄道を走る…という違和感を除けば、

青い14系はやはり夜が似合うなぁ…と思うことしきりですw

 

 

南栗橋駅には駅係員からのメッセージが

ムーンライト大樹???…っておい!こらまてw

 

 

南栗橋駅の階段を降りると目の前にオハ14 505ことドリームカー。

 

夜の駅に佇む14系と轟く発電エンジン音。

平成の最後に東武鉄道でこの様な光景を見ることになるとは…w

 

 

DL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」は南栗橋駅を出発。

発売開始60秒で売り切れたというこのツアー。

幸運に恵まれた乗客と共にいざ元号を跨ぐ夜行の旅へ。

 

 

14系の夜行というと個人的には、

東北本線を走っていた急行「八甲田」「津軽」のイメージがあったりします。

 

高速バス・夜行バス網が今ほど充実していなかった時代。

東北地方の方々にとっては寝台車より気軽に乗車できる存在で、

上京や里帰り、季節の出稼ぎ労働だったりと欠かせない脚だったそうでです。

 

簡易リクライニングシートのこの様な列車が貴重な贅沢品に…。

昔を知る人からすれば複雑な思いがあったりするのかも?でしょうか。

 

 

 

令和元年5月1日の早朝、

DL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」は間もなく終点・鬼怒川温泉駅へ。

 

途中、新栃木駅と下今市駅にて長時間停車したそうですが、

私鉄としては広大な路線網を持つ東武としても夜行列車としては手狭。

ノンビリ走って時間を稼ぐしか無いわけですな。

 

 

鬼怒川温泉駅へ到着したDL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」。

下今市への返却回送に備えて早々に機回しを行います。

 

 

新緑の山吹色を背景に。

雨上がりのこの時期・この雰囲気というと、

約2年前・2017年におけるSL大樹の初試運転を思い出しますなぁ…

 

 

・SL「大樹」東武鬼怒川線での試運転開始

https://ameblo.jp/nikko-utsunomiya/entry-12279980009.html

 

 

DL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」の返却回送は一路下今市へ。

 

 

東武鬼怒川線の沿線は田植え真っ盛り。

雪が残る日光連山も鮮やかに。

 

 

線路沿いの道路を車で走ると追いつき追い越されつつ。

 

DL大樹として夜行という初の試み。

SL大樹が運行され始めた時から期待はされていた列車ですが、

「令和」という新しい時代を記念する列車になるとは…思いもよりませんでしたよねw

 

 

令和元年5月1日、下今市転車台広場では「SLファンフェスタ」を開催

車両展示や機関庫見学、

体験・飲食など様々なブースが出店され賑わいました。

 

 

矢板高校 機会技術研究部による電動のミニ車両、

SL大樹・リバティが子供たちを乗せ走ります。

 

私が訪れたのは14時過ぎと遅めの時刻でしたが、

家族連れも多く訪れており子供たちの楽しそうな姿が印象的でした。

 

鬼怒川線沿線・地域に方々へ東武鉄道から感謝を込めたイベントなのかな?

日光市民として、下今市を地元駅とする私にとっても

この様な賑やかなイベントが催される事はホントありがたい限りです。

 

 

下今市機関区の機関庫ではDE10 1099を展示。

エンジンや台車周りの細かい所までを心ゆくまで堪能。

 

 

DE10 1099もJR東日本・秋田総合車両センターで全般検査を受けてからまもなく3年。

2機目のSLと共に新たなDLも導入される事となりますが、

新たな仲間が何になるか?も今年2019年中に判明するのかな?

楽しみなところです。

 

 

 

つい最近2019年になって下今市機関区へ仲間入りしたANT20W(車両移動機)。

春日部の検修区に居たアントの様ですが

D51 1のプレートが誇らしげ?に掲げられていますw

 

オハ14 505ドリーム―が増えた事により

客車などの入れ替えが頻度を増したのでしょうか?

小回りの利きそうな本機は主に平日に活躍しています。

 

 

 

那須高原キングハムさんの大盛り¥500!

http://www.kingham.jp/handmade_ham.php

…と無料配布の唐揚げ。

 

とても一人じゃ食いきれない量なのですが、これはビールが進みそうですw

 

 

下今市転車台広場にてSLファンフェスタを盛り上げる

ちいさなサーカス団「たらったらった」さん

http://talattalatta.com/talattalatta/home.html

 

怪しい空模様からのにわか雨は大雨に。

強風も吹きすさぶ悪条件の中、

ずぶ濡れになりながら芸を決める大道芸人としてのプライドに感動でした。

 

 

 

新元号「令和」を迎えた2019年。

各地で催された記念行事やイベントのお祭り的な騒ぎ。

その雰囲気は国鉄が分割民営化されJRとなった時の雰囲気に似ていた、

といった感想もSNS上にあった様です。

 

そんな雰囲気をうまく体現した

DL大樹「ありがとう平成・こんにちは令和号」。

また夜行列車の機会があると良いですなぁ…。