2019年6月ふつか、斎王まつり(さいおうまつり)みたさに斎宮(さいくう)までいってきた。斎王まつりのようすについては、当日にブログ記事にした。ふるいから名古屋までの名鉄区間の乗車のようすについては、まえのまえのブログ記事にしるしたとこで、こんかいはのこる名古屋から斎宮までの近鉄区間の乗車のようすついてしるす。
◇ ◇
名古屋は3番のりばから松阪いき急行にのる。電車は6両編成で、近鉄標準のあかちゃいろの塗色。車両番号は先頭が5158号で、しんがりが9106号。9106号のまえで記念さつえいをするおやこがほほえましい。
となりの2番のりばにとまっとるのは、10時26分しゅっぱつの四日市いき準急。みずいろときみどりいろの塗色が新鮮だ。
10時21分、わが松阪いき急行が名古屋をしゅっぱつ。愛知県内をにしにすすむ。
ちょっとして地上にでる。
みぎに留置のアーバンライナーをみる。
米野(こめの)を通過するとこでアーバンライナーとすれちがい。連続アーバンライナーだ。
名古屋いき急行とすれちがい。わが松阪いき急行におなじく近鉄標準塗色。
黄金(こがね)を通過。
高架をあがって烏森(かすもり)を通過。
2面4線の八田(はった)を通過。
名古屋いきふつうとすれちがい。近鉄標準塗色。
時速105キロで高架をすすむ。
庄内川(しょうないがわ)をわたって、郊外にでる。
伏屋(ふしや)を通過。
新川(しんかわ)をわたる。
地平におりて、戸田川(とだがわ)をわたってすぐに戸田(とだ)を通過。
時速50キロに減速。
2面4線の蟹江(かにえ)はいちばんひだりの1番のりばに停車。まちあいをするのかっておもったら、ほのまましゅっぱつ。いちばんみぎの4番のりばにとまっとったのは名古屋いき準急。
名古屋いき特急とすれちがい。しんがたの特急。
日光川(にっこうがわ)をわたって、名古屋いきふつうとすれちがい。近鉄標準塗色。
変則的な2面4線の富吉(とみよし)はそとがわ線を通過。
みぎに留置の特急車両と名古屋いきふつうの方向幕をつけた車両をみる。
名古屋いき急行とすれちがい。近鉄標準塗色。
善太川(ぜんたがわ)をわたる。
佐古木(さこぎ)を通過。さびしいかんじのえきだ。
2面4線の弥富(やとみ)はいちばんひだりの1番のりばに停車してまちあい。2番のりばをしまかぜがかけぬけていくのをみおくる。わが名古屋いき急行の4分あとに名古屋をしゅっぱつした、賢島(かしこじま)いきしまかぜだ。
弥富をしゅっぱつして、名古屋いき特急とすれちがい。しんがたの特急。
長島(ながしま)を通過するとこで名古屋いきふつうとすれちがい。近鉄標準塗色。
長良川(ながらがわ)と揖斐川(いびがわ)をいっきにわたる鉄橋をわたる。
ぐいーんってひだりにまがっていくとこで、みぎに平行する関西線をやってきた快速みえとすれちがい。このあとは三重県内をみなみにすすむ。
名古屋いき急行とすれちがい。近鉄標準塗色。
桑名(くわな)に停車。2面4線のえきだけど、いちばんひだりののりばは養老鉄道(ようろうてつどう)ののりばで、大垣いきふつうがとまっとる。いちばんみぎののりばにとまっとるのは回送電車。
北勢線(ほくせいせん)をくぐる。ぜんかいはしあわせのきいろい電車がやってきたけど、こんかいはこん。
益生(ますお)を通過。さっぷうけいなえきだ。
名古屋いき準急とすれちがい。近鉄標準塗色。
町屋川(まちやがわ)をわたる。上流で員弁川(いなべがわ)ってなまえをかえるかわだ。このあと、ぐいーんってひだりにまがる。
伊勢朝日(いせあさひ)を通過。
朝明川(あさけがわ)をわたるとこで、アーバンライナーとすれちがい。
川越富洲原(かわごえとみすはら)を通過。ながったらしいなまえのえきだなっておもってしらべたら、川越駅と富洲原駅を統合してできたえきだって、川越町(かわごえちょう)と旧富州原町(とみすはらちょう)のさかいにある。ほいから、急行停車駅でもないのになんで2面4線なのかっておもってしらべたら、つぎの富田(とみだ)が急行停車駅なのにおいこしができるようになってなくて、ほいでここ川越富洲原でおいこしができるようにしてあるとのことだった。
富田は1番のりばに停車。いちばんみぎの3番のりばにとまっとったのは三岐鉄道(さんぎてつどう)の西藤原(にしふじわら)いきふつう。近鉄がつかえるのは1番のりばと2番のりばだけで、ここでおいこしはできん。
名古屋いき特急とすれちがい。しんがたの特急。
みぎS字のとこで二重橋をくぐる。いっつもふしぎなはしだな~っておもっとっただけど、あとでしらべて、羽津城(はづじょう)のしろあとを線路がとおっとるってことがわかった。ふたつのはしとも羽津城山公園のなかの通路になっとるだ。
阿倉川(あくらがわ)を通過。
海蔵川(かいぞうがわ)をわたる。
高架をあがって川原町(かわらまち)を通過。霞ヶ浦のへんから時速100キロから105キロぐらいの速度ではしってきた電車が、のろのろ運転になる。
四日市(よっかいち)は2番のりばに停車。1番のりばにとまっとる津新町(つしんまち)いきふつうのおさきにしゅっぱつ。ちなみに、弥富でわが松阪いき急行をおいこしていったしまかぜは、この2分まえに四日市をでていっとる。
新正(しんしょう)を通過。
電車をさつえいちゅうの少年らのでむかえをうけて、海山道(みやまど)を通過。
名古屋いきふつうとすれちがって、2面4線の塩浜(しおはま)はいちばんひだりの1番のりばに停車。ここで乗務員交代。4番のりばに名古屋いき急行がとまっとるほか、ひだりのJR貨物のえきにはガソリン専用の貨物列車がとまっとる。
まちあいをするうちに2番のりばを大阪難波いき特急がかけぬけていく。しんがたの特急。
塩浜をしゅっぱつして、名古屋いき特急とすれちがい。しんがたの特急。
鈴鹿川(すずかがわ)鉄橋をわたる。
ところで、車内放送でやたら英語放送がながれるだけど、にほんじんにはみみざわりでしかない。やめてほしい。
北楠(きたくす)を通過。
鈴鹿川派川(すずかがわはせん)をわたる。北楠は鈴鹿川と鈴鹿川派川にとりかこまれた三角地帯にあっただ。
楠(くす)を通過。ホームがあるのはまちあい線のうほうだけで、わが松阪いき急行はホームのない主線のほうをいく。
長太ノ浦(なごのうら)を通過。
時速110キロでみなみにすすむ。
箕田(みだ)を通過。
左右にたんぼがひろがる。
2面4線の伊勢若松(いせわかまつ)は2番のりばに停車。はんたいの3番のりばには名古屋いき急行をまつひとたちがおおぜい。
伊勢若松をでて、また、左右にたんぼ。
千代崎(ちよざき)を通過するとこで、名古屋いき特急とすれちがい。しんがたの特急。
近鉄標準塗色の名古屋いき急行とすれちがい。伊勢若松は3番のりばでまっとったひとたちがのる電車だ。
2面4線の白子(しろこ)は2番のりばに停車。1番のりばにまちあいの津新町(つしんまち)いきふつうがおって、4番のりばに発車まぎわの四日市いきふつうがおる。四日市いきふつうは、さっきの名古屋いき急行のまちあいをおえてのしゅっぱつだ。
鼓ヶ浦(つづみがうら)を通過。相対ホームのふつう停車駅なのに、りっぱなこせんきょうがある。鼓ヶ浦海水浴場のもよりえきであり、構内ふみきりだと多客時に危険性があるってことで、こせんきょうをつくったにちがいない。
時速110キロでみなみにすすむ。
磯山(いそやま)を通過。
中ノ川をわたる。
千里(ちさと)を通過。
2面4線の豊津上野(とよつうえの)を通過するとこで、にじいろ電車の名古屋いきふつうとすれちがい。
2面4線の白塚(しらつか)を通過。
高田本山(たかだほんざん)を通過。
近鉄標準塗色の名古屋いき急行とすれちがって、すぐに2面4線の江戸橋(えどばし)は2番のりばに停車。しゅっぱつまぎわにめのまえの構内ふみきりをわたっていったひとたちは、電車をおりた3、4番のりばからかいさつにむかうひとたちだったか。
みぎからちかづいてくる紀勢線(きせいせん)をこえて、ほのみぎがわにでる。関西線じゃなくて紀勢線だ。
しましきホームの津(つ)はひだりがわの5番のりばに停車。はんたいの6番のりばにとまっとるのは名古屋いきアーバンライナー。三重県内でアーバンライナーがとまるのは、ここ津だけだ。ちなみに津は、アーバンライナーはとまるのにしまかぜは通過する。
さて、津をしゅっぱつするとこでまあひとり運転士さんがのってきて、前方視界がふさがれる。かぶりつきは中断して、やむなく座席にすわっていく。
津新町(つしんまち)に停車。
南が丘(みなみがおか)に停車。あたらしいえきだなっておもっただけど、あとでしらべたら1989年に開業したえきだった。ここで名古屋いき急行とすれちがい。
久居(ひさい)に停車。
桃園(ももぞの)に停車。駅名にあわせてホームうわやもももいろにぬってある。ひだりははたけ。
桃園をでて、左右にたんぼがひろがる。
雲出川(くもずがわてっきょう)をわたって、松阪市(まつさかし)の区域にはいる。
中川短絡線がみぎに分岐するとこで、名古屋いき特急とすれちがい。
みぎに中川短絡線がはなれていくのをみる。名古屋からこのさきの伊勢中川(いせなかがわ)までが名古屋線で、伊勢中川で反転分岐するのが鶴橋(つるはし)、大阪上本町(おおさかうえほんまち)、大阪難波(おおさかなんば)につながる大阪線になるだけど、反転分岐することなく名古屋線と大阪線を直通させるのが、この中川短絡線だ。
伊勢中川(いせなかがわ)は3番のりばに停車。とまった電車のりょうがわともホームになっとって、とびらもりょうがわひらくのがおもしろい。極力水平移動でのりつぎを可能にするための工夫がしてあるだ。ここで名古屋いき急行とすれちがい。また、乗務員が交代。
伊勢中川をでて、左右にたんぼ。あいかわらず英語放送がみみざわり。
近鉄標準塗色の大阪上本町いき急行とすれちがい。伊勢中川からみなみは山田線になっとるだけど、山田線から大阪線にのりいれていく電車だ。
伊勢中原(いせなかはら)を通過。伊勢中川とまぎらわしい。
たんぼんなかをすすんどるとこで、伊勢中川いきふつうとすれちがい。近鉄標準塗色。
紀勢線のひだりにでて、県道をくぐるとこで松ヶ崎(まつがさき)を通過。
松阪(まつさか)てまえで、ビスタカーの大阪上本町いき特急とすれちがい。
11時47分、松阪(まつさか)は7番のりばにとうちゃく。下車。名古屋からここ松阪まで87.2km、1時間26分、60.8km/h。いや~、松阪ってとおいわ~。
津におなじく松阪もJR東海との共同駅になるだけど、ここ松阪で近鉄にあたえられたのは6、7、8番のりばのみっつだけ。6番のりばがかためんホームで、伊勢中川方面ののりば。7番のりばと8番のりばがしましきホームのりょうがわで、8番のりばが宇治山田方面ののりばで、7番のりばが両方面ののりばになる。
松阪では賢島いきふつうにのりかえるだけど、おりた7番のりばでまつあいだに、となりの8番のりばをしまかぜが通過していく。10時ちょうどに京都をでたしまかぜだ。いや~、かっこいい。
さらに電車見物。JR東海のほうから、きたいきの列車がががーっておとをたてながらでていくのがみえる。紀勢線は非電化で、はしるのは電車じゃなくて気動車なだ。また8番のりばから宇治山田いき特急がでていくのをみおくる。
さて、7番のりばに賢島いきふつうがはいってきて、のりこむ。近鉄標準塗色の車両は2両編成で、先頭の車両番号は1438号。ほいから運転室のうしろに料金ばこがついとるだけど、山田線のふつうはワンマン運行をしとるだ。
6番のりばから大阪難波いき特急がでていくのをみおくる。
また、しまかぜが8番のりばを通過していくのをみおくって、12時6分、松阪をしゅっぱつ。ちなみに、しまかぜは名古屋始発、京都始発、大阪難波始発の3本があるだけど、こいですべてのしまかぜをみただ。
名古屋いき特急とすれちがい。
東松阪(ひがしまつさか)に停車。けっこうなのりおりがある。ところで、なんでもみなみにすすんどるもんだっておもっとっただけに、東松阪ってのは意外だ。地図をたしかめてみると、たしかに松阪から線路は東南方向にすすんどる。じもとのひとたちの感覚だとひがしにすすんどるっていう感覚なだ。ここで伊勢中川いきふつうとすれちがい。近鉄標準塗色。
左右にたんぼがひろがってきたとこで、名古屋いき急行とすれちがい。近鉄標準塗色。
まちあい線のほうだけにホームのある櫛田(くしだ)に停車。ここで五十鈴川(いすずがわ)いき急行にぬかれる。近鉄標準塗色。
櫛田川(くしだがわ)をわたる。
漕代(こいしろ)に停車。
たんぼんなかをすすんで、こだちのなかをすすんでいく。
12時18分、斎宮(さいくう)にとうちゃく。下車。松阪からここ斎宮まで8.7km、12分、43.5km/h。ここでおりた、ほかのおおぜいのひとたちといっしょにかいさつをでて、斎王まつりの会場にむかう。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2019年6月ふつか、にちようび
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- けっきょく、名古屋方面もひだり、大阪方面もひだりだった。名古屋-伊勢中川-大阪難波間は「みぎが名古屋方面でひだりが大阪方面」なだけど、伊勢中川からみなみに分岐する山田線のえきである松阪では「みぎが宇治山田方面でひだりが伊勢中川方面」だっただ。
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- じぶんにとって非日常である近鉄電車。いっぱいいっぱいはんたい電車とすれちがう道中のたのしかったこと。白子を目的地にしたのはうどんをたべにいくためだっただけど、めあてのみせはやすみだった。いや、こういうことがおおい。
- なぞのトンネル、わかっちゃいました^^ けど、またいってきますね。
- 観光特急しまかぜ|近畿日本鉄道
- 川越富洲原駅 - Wikipedia
- 1929年の伊勢電気鉄道四日市-桑名間開業時に、伊藤平治郎の誘致により富洲原駅が開業した。近鉄名古屋駅方面から三重郡富洲原町の天ヶ須賀にあった須賀浦海水浴場に来る観光客で賑わっていたという。当時の富洲原駅は、現在の駅より300m南側に離れた四日市市平町に立地していた。1945年、隣の三重郡川越村の朝明川付近にあった無人駅の川越駅が富洲原駅と統合され、両駅の中間の距離である300m北の川越町豊田地区に富洲原駅が移動した。
- 島式ホーム2面4線を持つ待避可能な地上駅である。ホーム長は停車目標上は5両編成だが、待避線は6両編成の停車に対応している。トイレは改札内にある。
- 準急・普通列車が停車する。隣の近鉄富田駅が駅構造の関係で列車待避・緩急接続が不可能であるため、ラッシュ時を中心に準急・普通列車の乙特急および急行、日中に津新町行き普通列車による名阪甲特急の待避が行われる。
- 近鉄富田駅 - Wikipedia
- 羽津城|鉄道で分断された北勢でさかえた赤堀一族のしろあと – にほんのしろめぐり|MARO参上