こんにちは。
今日はED75機番シリーズのNo.15 755号機を取り上げます。
この機関車は撮影の機会が多く、色々な姿を記録することが出来ています。
ということで、写真の枚数もちょっと多めですがお付き合いいただければと思います。
1988/08 奥羽本線 鶴ヶ坂-大釈迦 8502レ?
この機関車に初めて出会ったのはもう30年以上前、一眼カメラを持ったばかりの頃、渡道する前に立ち寄ったこの場所で不意にやって来ました。50系6両にその後ろ、写真にちょこっとクーラーが見えていますが12系6両、計客車12連だったと思います。予定臨8502レのスジで来たのでこの列番を表記しましたが、正確には分かりません。こんなに長編成の一般型客レ、2形式混結はこれ以外記憶にありません。
1993/10 奥羽本線 白沢-陣場 1629レ
JR化後は多くの700番台と共に秋田に所属した機番、奥羽本線の客レ牽引が中心でした。
1993/10 奥羽本線 鶴ヶ坂駅 637レ
この時期は奥羽本線客レ廃止を1か月前に控え、足繁く撮影に出かけていました。何度となく下車した鶴ヶ坂駅に進入する12系客レ、撮影を終えて青森まで乗車した夕刻の1カット、懐かしの光景です。
1994/03 東北本線 平泉-前沢 1529レ
秋田の700番台は奥羽客レの後多くが廃車になってしまいましたが、755号機は青森に転属となって活躍を続けました。50系を牽引して東北本線平泉を行きます。
1996/10 奥羽本線 白沢-陣場 1001レ
寝台特急あけぼのを牽引して”白陣”を行きます。この頃はまだ75牽引、客車は12両が基本でした。
1997/03 東北本線 東白石-北白川 3081レ
青森転属後は東北本線南部にも顔を出すようになりました。重連コンテナ貨物の先頭に立ちます。3081レは長い間JR東日本所属の区名札[青]カマが貨物の肩代わり運用に就いていました。[秋]時代にはまず見られなかった光景です。
1997/05 東北本線 好摩-岩手川口 8105レ
臨時列車になっていましたが急行八甲田も健在、春臨の14系ハネ付9連を牽引して岩手川口を行きます。
1998/08 東北本線 三沢-小川原 8105レ
同じく急行八甲田ですがこちらは夏臨、モトトレインを連結した長い編成でした。この頃から755号機、前面飾り帯の塗装剥げが目立つようになります。
2000/06 奥羽本線 鶴ヶ坂-大釈迦 9644レ
当時多く運用されていた臨客牽引の姿も捉えることが出来ました。オリエントサルーンを牽引して夕方の鶴ヶ坂を行きます。客レ廃止後も何かと訪れる機会はありました。
2001/05 奥羽本線 二ツ井-前山 回8003レ
こちらは”ふれあいみちのく”を牽引、飾り帯が綺麗になっていました。
2001/10 東北本線 平泉-前沢 5675レ
この頃貨物のナナゴー不足で、[青]車の貸出があったと聞いた覚えがあります。車扱タンク5675レを牽引して秋の平泉を行きます。逆光ですが好きな構図でした。
2001/12 東北本線 渋民-好摩 3095レ
同じく貨物の先頭に立つ755号機、3095レの前ソ[青]も最初で最後だったと思います。が、この場所思ったより草が伸びていて抜けるところ無し...こんなアングルでしたがこれがラストショットとなりました。755号機は2002年9月に廃車になっています。
ご紹介しきれなかった写真も含め、旅客に貨物に活躍する姿を多く撮影することのできた1両でした。
最後に機番表です。
以上ようやくNo.15となったED75機番シリーズ755号機、最後までご覧いただきありがとうございました。