ホテルをチェックアウトし、すぐそばにある西春別駅跡に行きました。
ここは鉄道記念公園になっており、屋外にはD51やキハ22などの車両、
それから奥行臼駅以外の別海町にあった駅名板も保存展示されています。
その中で道路に沿いバス停の前にあるのが鉄道記念館。
では、記念館に入ってみましょう。
展示はなかなか充実していました。
中心はもちろん標津線のこと、それが細部まで細やかに諸資料と共に述べられています。
標津線の歴史、各駅の様々なグッズ、制服やきっぷ、さよなら列車のヘッドマーク、
その他諸々、建物は小さいながらもきちっとわかりやすいように並べてあります。
解説を細かく見ているとかなりマニアックなものがあります。
私はそれを見てかなりのめり込んでしまいました。
開拓当時の様子、開通以来のトラブルや事故、往時の生活などが思い起こされます。
標津線は根釧台地に伸びていた鉄道です。
内陸部の開拓はとにかく広いだけにさぞや大変だったでしょう。
その開拓に貢献したのが標津線だったのですが、その貢献度は他地域の比ではないだろうな。
そんな開拓時代からの沿線の様子がいろいろな資料で解説されています。
ここでは詳しく述べませんが、産業考古学的に貴重な資料もある。
ここの展示内容を具体的に考えた方、かなりの切れ者とみた。
*別海町鉄道記念館
住 所:野付郡別海町西春別駅前西町271
見学時間:9:00~15:00
入 館 料:無料
休 館 日:月曜日(祝日のときは翌日)、12月28日~1月7日
備 考:鉄道記念公園の開園は5月1日~10月31日