Nゲージ 1610 身延線あれこれ 115系が面白い

皆さま おはようございます

昨日行ったディズニーシーの疲れが抜けません。。。
運動会代休の子達が多く割りと混んでました。皆、考えることは一緒ですね。今日は特に予定もないので、のんびり溜まった事務処理でもしていようと思います。

さて今回は、115系2000番台ワインレッドな身延線です。

山梨のぶどうをイメージしたワインレッドが美しい

リニア新幹線・・・生い立ちにも注目したい身延線

身延線は、静岡県富士市と山梨県甲府市を結ぶ路線です。
富士川の東側を走る山岳路線で川を渡ることがありません。北側は鰍沢口駅、南側は西富士宮駅あたりまでは開けているので、甲府ー鰍沢口、富士ー西富士宮間を往復運用が多く、特急 ふじかわに乗車すれば静岡駅で東海道新幹線と接続出来ます。リニア新幹線の開業で期待される路線だったのですが、中間駅の位置がまた身延線・中央本線の線路位置からするとかなり微妙で・・・。バスか何かで連絡することになるのでしょうね(少し残念)。

今年のはじめに富士から甲府まで特急ふじかわで乗り通しました。 所要時間2時間半くらいだったでしょうか。 まず驚いたのはその線形です。 25パーミルの勾配(後で知った)と急曲線が連続し、西富士宮以北あたりからガクッと速度が下がります。そして、車窓で分かりますが建築限界が低い・・・木々が近く、トンネルに圧迫感を感じるんですね。なんたって明治・大正時代に一部開業、電化、昭和初期に全線開通した路線ですから!

建設された当時の狭小トンネルのままで電化され、拡張工事などが行われていないんだそうです。狭小トンネルのある中央本線よりも建築限界がさらに小さく、入線できる車両には車高制限があります。身延線の車両限界は極めて特殊な事例として見られてきた路線です。知れば知るほど興味が湧いてくる路線です。※書くにあたりwikiを参照しました。

115系2000番台 身延線仕様

赤色!

塗装は山梨のぶどうをイメージしたワインレッドと富士山の雪をイメージした白となりました(後に地方色の先駆者?車?と言われるようになった)。全検の際にぶどう色と発注したら、茶色いあのぶどう色になって出場した逸話もありますね。<クモハ+モハ+<クハ+クハ>と変わった組成ですが、無人駅での車掌の集札という理由がありました。しかし、山岳路線だけに空転が目立ち<クハ+<クモハ+モハ+クハ>に変更されました。先述しましたが、トンネルの限界が小さいため架線の高さも低く、このためモハ114は屋根を20mm切り下げて2600番台化した車両なのであります。

いかがでしょう・・・
すごくマニアックな路線、車両だと思いませんか?!

身延線 全線開通70周年 記念車

まさかのぶどう色!

JR化後に湘南色に塗り替えられましたが、周年記念ってことで身延線オリジナルカラーに戻りました。東海社らしいグレー台車がいいですね。国鉄型にグレー台車が好きな私です(笑)

製品自体は古いので、モーターは非FWで旧集電台車であります。3両ですのでモーターの音さえ気にならなければなんら問題はありません。おでこの幕のライトが電球色だったのが気に入らなかったため、基板を交換しています。ヘッドライトは茶マッキーで色挿ししています。ちょっとイエローが強くなってしまいましたが。

撮っていて思いましたが、この赤も茶も撮影泣かせな色ですね。
ライトケースが黒いこともありますが、前面まで灯りが回らないとうまく撮れません。

2編成の離合 ぶどう色(茶色)もよく似合ってますね

鉄分の少ない普通の人ならば(笑)、ぶどう色と言われたら紫を連想すると思うのですが、鉄道において(鉄分の多い人にとって)ぶどう色は紫ではなく茶色でありますね。1998年には身延線全線開通70周年記念として、115系2000番台が身延線デビュー当時のワインレッドに白帯の塗装を復活させるという企画において、名古屋工場が色を勘違いし車両を茶色の「ぶどう色2号」に塗装して出場、現地でミスが発覚し再度塗り直すという珍事?事件?が起きています。再出場まで時間が掛かったと思うのですが企画も順延したのでしょうね。担当者は冷や汗かいたことでしょう(汗)

しかし他人事ですが・・・これは面白すぎですね!
この塗装を製品化したTOMIXと、許諾したJR東海にアッパレ(笑)

次回もお楽しみに~

コメント

  1. クモハ489-901 より:

    こんにちは。
    運動会お疲れさまでした。代休は鼠島海ですか。(笑)
    6、7年前に私方のジジババと5人で行きましたが、
    私達がアトラクションで遊んでいる間、ジジババはまったりと喫茶コーナーでお茶してました。
    私はオープンしてダッシュで玩具物語に行きましたが、オープンして15分で最後尾が2時間待ちでしたから断念しました。(笑)
    身延線の115系、私達の北陸本線のローカル電車も似たような塗色になりました。
    そしてお隣富山県の「富山港線」でも、
    クモハ+モハ+クハ+クハの編成がありました。
    こちらは457系でしたが、似たような編成を組んでいたので、面白いですね。
    ただ、身延線の場合は編成の中間に車掌室を持って来たいのか、クハが背中合わせになっていませんでしたっけ?(笑)

    • クモハ489-901さま

      こんばんは
      コメントありがとうございます

      近隣の子たちは来てたでしょうね。
      ブログ仲間もファミリーで来ていたのでLINEで情報交換してました(笑)
      玩具物語は帰りしなに除いてきましたが150分待ちでしたので・・・諦めました。
      身延線の4連は仰る通りクハクハが向い合せでした。無人駅での改札の関係らしいですよ。
      ただ空転が見られたのでクモハモハが中間になるよう組み直されたそうです。

  2. ビスタ2世 より:

    勘違いから始まったぶどう(茶)色!!何気にカッコいいような気がします(笑)もちろんワインレッドのぶどう色、山梨らしいカラーで!!この色を見ると高岡色キハと並べたくなります(笑)
    いまでは東海色の車両が走る身延線ですが、甲府という比較的近場で見られる東海の車両なので、甲府に行くと、つい端っこのホームに見に行ってしまいますよ。

    • ビスタ2世さま

      こんばんは
      コメントありがとうございます

      何気に赤より茶の方が・・・(笑)
      湘南色の3連もいいんですけどね・・・
      味で言ったら地味ですけど身延色でしょう!

  3. 炎のコンドル より:

    身延色、いい色でしたね。
    国鉄時代に登場したときは驚きました。
    313系にも引き継いでほしかったです。
    1枚目の写真、クモユニが繋がっているのですか?

    • 炎のコンドルさま

      おはようございます
      コメントありがとうございます

      いい色ですよね~
      甲州ワインのレッドです。まさかのぶどう色もありました!
      クモユニにお気づきになりましたか!さすがです。
      鉄コレのです~