北の国へ 2019 第2話 | 新・パパ鉄の鉄道趣味

新・パパ鉄の鉄道趣味

Yahoo!ブログから引っ越ししてきた鉄道大好きパパ。
私鉄と前パン車両、北海道を特に好みます。
鉄道がメインですが、健康管理や旅・食等幅広い日記

前回の続きになります。

やってきたのは幾寅駅
高倉健主演映画のぽっぽやの舞台になった場所です。
99年に映画化されたということで、もう20年も前になるんですね。
志村けんの名演技も印象に残ってます。

駅舎内は映画の小物などの展示


駅前にも建物のセットがそのまま残されています。
あまりにも有名な映画ですから、内容は割愛しますが、佐藤乙松駅長が出迎え見送ったのがこちら。
新得方面を向いている位置になります。
閑散としたローカル駅を見事に映し出していましたが、さらに左側を向くと
意外にも普通の家が建ち並んでいます。
映し出す技術力はスゴイですね。
ホームから駅舎を見るとこんな感じです。
そして大事な脇役である鉄道車両です。
駅舎のすぐ近くにあるのがキハ12
のカットボディー。
実際にはキハ40系で、時代設定で当時実在したキハ12系の最終番号の次ということで、23が充てられたというわけです。

映画公開後も6年近く活躍し廃車になった後、3分の1くらいにカットされて展示されています。
車内も立ち入り可能で、出演者のサインや改造された痕がよく分かります。



映画では、佐藤乙松駅長が定年した後、幌舞線は廃線になるという設定。


この幾寅駅を含む根室本線の一部は、高倉健が亡くなった2年後の台風によって被害を受け、さらに利用客が少ないことから復旧を困難にし、廃止前提になっていることから、まるで映画のまんまだと感じてしまいました。

悲しいことですが、これが今のJR北海道の現実です。
私がいる間には観光客が何組か訪れてましたが、できれば鉄道で訪れたかったです。

仕方ない事ですが、末永い保存を願うばかりです。
もう貼り付け枚数が限界に近づいてきたので、続きはまた今度



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