やってきたのは幾寅駅
99年に映画化されたということで、もう20年も前になるんですね。
志村けんの名演技も印象に残ってます。
駅舎内は映画の小物などの展示
閑散としたローカル駅を見事に映し出していましたが、さらに左側を向くと
映し出す技術力はスゴイですね。
ホームから駅舎を見るとこんな感じです。
駅舎のすぐ近くにあるのがキハ12
実際にはキハ40系で、時代設定で当時実在したキハ12系の最終番号の次ということで、23が充てられたというわけです。
映画公開後も6年近く活躍し廃車になった後、3分の1くらいにカットされて展示されています。
車内も立ち入り可能で、出演者のサインや改造された痕がよく分かります。
この幾寅駅を含む根室本線の一部は、高倉健が亡くなった2年後の台風によって被害を受け、さらに利用客が少ないことから復旧を困難にし、廃止前提になっていることから、まるで映画のまんまだと感じてしまいました。
悲しいことですが、これが今のJR北海道の現実です。
私がいる間には観光客が何組か訪れてましたが、できれば鉄道で訪れたかったです。
仕方ない事ですが、末永い保存を願うばかりです。
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