撮り散らかし鉄の記憶

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京急 久里浜工場(2019.5.19) ファミリー鉄道フェスタ2019 旧湘南電気鉄道デ1 保存車

2019年05月23日 23時14分31秒 | 関東・九州大手私鉄
5/19に、京急 久里浜工場で開催されたファミリー鉄道フェスタ2019で保存車の旧湘南電気鉄道デ1を撮りました。
湘南電気鉄道は1930年(昭和5年)に黄金町~浦賀駅間、金沢八景~湘南逗子駅間で営業運転を開始しています。
開業時に準備されたのがデ1形で、1932年には京浜電気鉄道と湘南電気鉄道の相互乗り入れによる浦賀~品川駅間の直通に合わせて、京浜電気鉄道でも同型車が増備されています。
全長16mの車体長ですが、窓が大きく軽快な感じのするスタイルです。

1942年の大東急への合併後、1948年に現在の京急が設立され、デハ230形、クハ350形へ改番、改造されました。
1963~64年に車体更新が行われ、京急の主力として活躍しましたが、1972~78年に全車、京急から引退しました。
一部の車両は琴電に譲渡されて、さらに活躍しましたが2007年に全車引退しています。
京急ではデハ248(旧湘南電気鉄道デ18)がデ1形に復元され、車番もデ1に改番されて保存、展示されています。

1枚目は、久里浜工場内に保存、展示されているデ1です。
浦賀方の前面には浦賀行きの行先板が掲出されています。



2枚目は、品川方の前面です。
黄金町行きの行先板が掲出されています。
惜しくも案内表示板やクイズラリーの看板に車体の一部が隠れてしまいました。



3枚目は、デ1形の案内表示板です。



4枚目は、車外に取り付けられていた所有社である湘南電鐵が明記された銘板です。




5枚目は、同じく車外に取り付けられていた川崎車輌 昭和四年と明記された製造銘板です。




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