こんにちは。今日は先日ちょっとした話題になったことです。といっても私は前提知識がほとんどないためWikipediaなどで調べた情報が多かったりするのであしからずご了承を…
先日JR東海が運営するリニア鉄道館から発表された1つのニュースが大きく鉄道マニアの間で話題になりました。
というのは新たにN700系の量産先行試作車であるX0編成を展示することになったのです。展示場所は屋外スペースで現時点で117系が展示されている場所になるそうです。ここにスペースを増設するわけでもないのでN700系X0編成を展示することによって117系は追い出されることになります。さて117系は現在3両編成が展示されているようですが、そのうちクハ117以外の2両は展示を終了するとのこと。クハ117は現在クロ381がいる場所に移されるらしいです。よってクロ381も展示が終了することになります。
今回大きな話題を呼んだのはこの展示車両の展示終了です。新しく入る車両があれば逆に出ていく車両もあるわけですが、このような博物館のような場所に展示されている車両はそれはもちろん現役時にそれなりの活躍、人気を誇った車両ですが、ここで忘れてはいけないのがこういう展示場所は各社がこれまでに開発してきた技術を補完する大切な場所でもあります。っまり現在の鉄道会社の礎を築き今後も大きく発展に至った原点ともいえるようなものを保管する場所です。
そう意味で考えるとN700系X0編成はのぞみダイヤになった東海道新幹線を大きく変化させ、ついに来年には1時間にのぞみ12本を走らすことを可能にした原点でもあります。そういう意味では3両展示するのは妥当だと思います。そして一方で追い出される方ですがそういう観点で見ると致し方のないことだと思います。確かに現役の時には大きな人気を誇り現在の各路線の成長を担ったかもしれませんが、やはり技術面ではそれよりも保管に値すべき車両あるというのが現実です。それにこの日本という狭い国の中です。そんな何両も電車を保存しておく場所など早々にありません。
個人的にはですが今回の展示車両の置き換えはJR東海にとっては賢明な判断だったのではないでしょうか。ぜひともX0編成が展示されたら行ってみたいです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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