吹田総合車両所一般公開(2019)へ.3(終)
前回の続き
前→https://ponsuwa.hatenadiary.jp/entry/2019/05/19/185533
その前→https://ponsuwa.hatenadiary.jp/entry/2019/05/19/171433
いよいよ一番最後の展示ブースへ
サンダーバードと和歌山線の車両が展示。中でも和歌山線の車両はかなりの人気でした。サンダーバードの埋め合わせ感…。(小声)
ホリデーの幕を出していた側はヘッドライトが点いてなかったのにこっちは点灯。向こう側は廃車らしく、こっちはまだ走れるかのような展示の仕方に。
次は227系1000番台、SR06編成。先輩の117系と105系に挟まれながらも圧倒的な存在感を放つ最新型。あとで紹介する323系はちびっ子たちには大人気、でもこの電車は似てるんだけどどこ走ってるかわからない、走るとこがねえ…。カッコいいのでこの際覚えてね。
227系の横にはクハ105-3が単独で展示。幕は抜かれながらも、運番表示機は105を出して残っていました。車体はボロボロ。かつて常磐線を長い編成で駆け抜けた面影も虚しく、最期は2両編成でコトコト奈良や和歌山を走る日々。目立たない余生だったかもしれませんが、その軌跡はわかる人にはすごいものでシャッターを切る音が一番多く聞こえてきた車両の一つです。
新旧電車の並び、なんとも考え深いものです。なんて言ってる矢先に奥になんか居ますね?
U@techの反対側、223系側です。ライトケースは223系1000番台、でもヘッドライトとテールライトは同じケース内に。スカートは223系登場時の短い形態。前面転落防止幌が付いていない近畿圏内ではもう見れない形態を維持した貴重な存在でした。このU@techが行ってきた試験が227系1000番台に活かされているとかいないとか。そう考えると105系からU@techの技術試験を挟んで完成したのが227系1000番台。ちょっと考えすぎですかね?
後ろは323系LS22編成と201系LB3編成。まさかハローキティの編成をわざわざ持ってくるとは…。
LEDの表示機を抜かれても前照灯はしっかり点いていた201系。オレンジ色の引退も迫っているだけあって惜別の意味が強かったのかもしれません。
227系1000番台と323系のライト周りを比較。貫通幌受けの有無や貫通扉のドアノブが違ってたりと、細かい違いが見受けられます。ロービームでもなかなか眩しい、さすがLED。
吹田機関区が近くにあるので奥を遠めに見てみたら最近事実上引退したEF200が居ました。サヨナライベントをすることなくひっそりと消えてしまった功労車は最後までひっそりと佇んでいました。
帰りに展示されていた289系。FH306編成と表記されています。ですが、この編成まさかの683系に原番復帰するんだとか。そのためにサンダーバード塗装に戻しているようです。つい最近その事例が出ただけに、よっぽど683系が足りてないのでしょうか?
トラバーサー実演で使用されたクモヤ145-1051。これで総勢7両の展示というもはや数の暴力と言わんばかりの展示。さすが西日本。
というわけで、今回はここまでです。もう話は各地で出ていますが、この吹田総合車両所は大規模なリニューアル工事のため10年間は一般公開が行えないと言われています。毎年開催されていただけに、少し物寂しい気もします。代わりに日根野電車区で公開とかやってくれないかなと密かに期待してみたり。
かなり長くなってしまいましたが、今回はここまで。ご閲覧ありがとうございました。