長いゴールデンウィークも終って季節は春から夏へと移動中です。
今年は例年と比べて涼しい春で、暑かった去年と比べて過ごしやすい日々を送れています。
夏の太陽が眩しい季節は当分先で、その前に鬱陶しい梅雨の季節が有りますが、暫くすると暑さがやって来そうです。
今年も命の危険を感じる暑さがやって来るのでしょうか。
今から思うと夜も寝れそうにないですね。
(・∀・)
今回は5月12日(日)に行われた春の阪急レールウェイフェスティバルです。
もう毎年恒例のイベントとなり、春と秋には欠かさず参加している鉄道イベントです。
イベントの中身はもう毎年決まっているので、今更紹介するものも少なくなっているのですが、今回は久々のP-6に乗ってきました。
P-6は阪急京都線が新京阪電鉄と呼ばれた時代に作られた電車で、同時期に登場した阪急電鉄の車両とは一線を画すスタイルとなっています。
午前9時開門予定のイベントですが、入場者数が多くなってきたので、午前8時半に早まりました。
開門直後にP-6の乗車券を受け取り、乗り場まで行きました。
乗り場に行くと早速P-6が発車準備されていました。
戦前製の厳ついスタイルは今年も健在です。
早速乗車開始です。
車内に入ると続々と後列の人達も乗り込んできました。
椅子はセミクロスシートとなっていて、車内は木製です。
同時代の車両は内装が木製が殆どです。
シートは背もたれが低いものの、クッションがよく効いています。
天井は蛍光灯が普及する前の白熱灯で、黄色く点灯します。
LEDを使わない本物の白熱灯は何故か温かみを感じさせます。
電車は車庫内をゆっくりと2往復し、隣の線路に留置している2300系近くまで行きました。
その為に窓から2300系を撮影出来ました。
新性能電車草創期に登場した2300系は半世紀以上に亘って京都線で活躍した名車です。
運転が終了して下車です。
乗客が降りて、客室に職員一人だけになった所を撮りました。
戦前製の車両は今と違う独特の雰囲気を持っています。
電車を降りてP-6を後に撮りました。
隣では1300系が洗車体験で動いていました。
車庫には京都線の主力車両が置かれています。
次は古い車両と部品の一部が保存展示されている建物です。
解体された車両の貫通扉が展示されていました。
どれも全て引退ご臨終です。
今はなき宝塚ファミリーランドで保管展示されていた300形車両の一部も正雀車庫に移されています。
戦前に作られた車両ですが、照明器具がお洒落で、阪急電鉄創業者の小林一三の拘りで取り付けられたものでしょうか。
当時としては珍しい照明器具です。
次は検修庫内です。
ここで車両が分解されて修理されます。
台車も取り外されるので、車体が脚立の上に乗せられた状態に置かれています。
今回は8000系が入場していました。
毎年恒例の車体クレーン釣り上げは人気があり、大きな目玉イベントとなっています。
車体がクレーンに引っ張られて、釣り上げられています。
一部が能勢電鉄に譲渡された5100系も入場していましたが、字幕が変です。
こんな字幕が有ったなんて信じられません。
次は台車コーナーです。
台車が分解されて部品も綺麗に置かれていました。
整然と並ぶ姿が美しいです。
さて、P-6に戻ってきました。
運転を予定通りにこなして終了した後は撮影会となりました。
運転終了後に記念撮影台が設置されました。
構内に広がる線路の数々。
記念撮影者が少ない時を見計らって撮影です。
台車はアメリカのブリル製です。
ブリル製台車は戦前に多くの車両に採用されて輸入されました。
側面の窓は鉄道省時代にデビューした42系電車と類似しています。
当時のガラス技術は大型窓を作る事が出来なかったので、挟窓が多かった様でした。
青空の下で様々な角度からP-6の撮影です。
最後は戦前の雄姿P-6の堂々とした姿を撮って終了です。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
(^_^)/