Bトレのキハ85「ワイドビューひだ・南紀」は、全製品の中でも屈指の完成度の高さだと思います。
※前回の記事はこちら↓
https://omocha-train.hatenablog.com/entry/2019/02/09/152924
キハ85で遊ぶ際にやってみたいのが、よく鉄道写真で見る、貫通型の先頭車を何両も増結した姿です。一両単位で増結する姿は気動車ならではです。
Bトレキハ85の製品は、最近は新品を見ることもなくなりましたが、貫通型のキハ85-100はキロハとカップリングされた「Bセット」に入ってますので、数を必要としないキロハのことを考えると、キハ85-100を連ねた編成を組む難易度は高かったのだと思います。中古も貫通型先頭車はなかなか出会えません。
今回、非貫通型の先頭車と、貫通型の前面パーツを中古で見つけたので、増結用に組んでみました。
キハ85はスカート側にもモールドがあり、ライトの内部の表現などがついた立体的なものです。車両の内部ブロックパーツへのリブもスカート裏側についています。
非貫通型お面パーツを貫通型パーツに交換しましたが、他から流用した黒いブロックパーツは、出っ張りを少し削らないとお面がぴったりハマりませんでした。
さて、N化にあたって、この出来の良いスカートはできれば削りたくありません。
カトーのトレーラー台車(通勤2)にカトーカプラーのナックル型をつけてみました。
キハ85-100の製品のスカートは、非貫通型のものに比べて切り欠きが最初から大きく取られており、もしかしたらN化を意識した設計なのかも知れません。
素直に組むと下の写真のようになりました。
これでトミックス のC103を通過するとこのようになります。
裏側を見るとカプラーの根元にちょうどスカートが来るので、割と急カーブには強い気がします。
次にこれを連結した状態で試します。
トミックス のC140とC103を同じ向きにつなげた区間では、特に問題ないように見えました。
次にこれらを逆につなぎ、かなり条件的に厳しいS字を作りました。
これは下の写真のように、貫通型先頭車が押される際にS字の真ん中で少し車輪が浮くようです。
さすがに当鉄道にもここまで条件のキツイ線形はありませんが、今後試運転しながら様子を見ようと思います。
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